中国四国の旅 1日目

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昨日の夜、仕事終わって品川から新幹線に乗った。ひかり、のぞみについては、確認できる普通車は全て満席であった。グリーン車は空きがあったが、三連休前日の夜から既に混雑状態である。広島行きであるが、やはり新大阪で降りる人が多い。私は岡山で降りて、岡山のカプセルホテルに泊まった。個室にカプセルがある部屋を選んだので、わりと快適であった。
そして、今朝、岡山からバスに乗って米子まで行く。乗客は10人ちょっとだった。米子からは一日一本の皆生温泉から米子駅を経由して足立美術館に行くバスに乗る。このバスは1000円と、安来から足立美術館まで無料のシャトルバスが走っていることを考えるとお値段高めなのだが、時間の都合でこのバスに乗ることになった。皆生温泉から乗ってきた乗客が1人、米子駅から乗った客が私1人、計2人だった。
そうしてやってきた足立美術館。4年前に隠岐に行ったときにその帰りに寄る予定だったのだが、台風がきてその日の午後は特急が動かないということで、足立美術館には行かずに帰ったのであった。米子からのバスの客は少なかったが、さすがに美術館の客は多い。庭園の絵画のようにみせるコンセプトとかはちょっと自分とは合わないなとは思ったが、庭園自体はさすが日本一と言われているだけのことはあった。絵画は横山大観の作品を中心に展示してあって、横山大観は名前くらいしか知らないが、「紅葉」という作品はかなり素晴らしかった。足立美術館を創設した足立全康がこの絵を名古屋で見て、持ち主を探して、門外不出とされていたのを頼みに頼んで譲ってもらって、足立美術館で展示している、という流れだという。
帰りは安来駅まで無料のシャトルバスで帰る。美術館の入口にある発車時間ごとの整理券を持っていくというシステムで、整理券がなければそのバスに乗れない。マイクロバスなので立席は不可能である。バスに乗る前に近くにある鷺の湯温泉さぎの湯荘で日帰り入浴をした。こちらはあまり客がいなかった。将棋のタイトル戦を行ったこともあるという旅館であった。
安来駅に出て、松江まで行く。松江から特急列車に乗って江津まで行こうかと思ったが、時間があったし、玉造温泉から乗ったほうが若干特急券が安くなるので、玉造温泉に行ってみる。駅から温泉街までは若干離れていて、送迎の車を利用するのが一般的なようだ。特急は2両編成。玉造温泉の時点ではまだ空席もなかったが、出雲市からの利用客が多く、いっぱいになった。観光を伸ばすにしても、交通インフラの貧弱さがそれを阻害してない?とは思った。
今日は江津で泊まる。江津の街を歩いてみる。三江線跡や、江津本町を歩いてみた。