宮脇俊三「ローカルバスの終点へ」大津

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宮脇俊三著「ローカルバスの終点へ」の精読企画。1987年から88年に書かれた記述内容が2020年現在どうなっているのかを中心に記していく。基本的に月末更新。今回は大津(北海道中川郡豊頃町)。
そもそも、帯広から豊頃町に行く十勝バスが2011年に廃止になっている。現在は、豊頃町有バス・コミュニティバスが豊頃駅、茂岩と大津を結んでいる。1日2便で、基本的に朝大津を出て、夕方大津に帰ってくるダイヤである。豊頃駅でのJRとの接続を意識した時刻設定となっている。
氏が宿泊した大津に一軒のみある旅館というはまなす旅館であるが、建物は現存するものの現在は営業していないようであった。町役場の大津支所は健在のよう。ついでに書けば、羽田空港から帯広空港まで就航していた日本エアシステムも今は日本航空となっている。現在の羽田~帯広便は、日本航空とAIRDOのダブルトラックとなっている。