GSV029.暗峠(奈良県生駒市)

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暗峠は古くから大坂と奈良を結ぶ街道の要衝であった。現在は国道308号線が通っており、日本の国道で唯一の石畳敷きの道路にもなっている。
ストリートビューでは、大和郡山藩による本陣跡から暗峠のほうに向かっていく。この箇所に生駒市コミュニティバス暗峠バス停があり、平日のみであるが、南生駒駅からのバスアクセスが可能である。「本陣跡」と書かれた石碑はあるが、それ以外の遺構はなさそうである。まわりに住宅が数軒ある。少し進むと、生駒信貴スカイラインの下をくぐることになる。この道がたいへん狭く、幅1.8m、ロングボディーの車は通行不可となっている。ガードをくぐると石畳の道に入り、峠の茶屋すえひろが見える。かつては旅籠や茶屋が立ち並び賑わったとあり、その名残を残す峠の茶屋である。最新版のデータでは時間帯の問題からか閉まっているが、バージョンによっては営業している様子を見ることもできる。その少し先で奈良県生駒市から大阪府東大阪市に入る。さらに少し先で石畳がアスファルトの道になる。道幅は終始狭く、車一台通るのがやっとという感じであった。