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宮脇俊三著「ローカルバスの終点へ」の精読企画。1987年から88年に書かれた記述内容が2021年現在どうなっているのかを中心に記していく。基本的に月末更新。今回は大杉(三重県多気郡宮川村)。
宮川村は2006年に大台町と合併している。三重交通のバスは松阪から三瀬谷まで行くバスが大杉線として残っているものの、三瀬谷から大杉に向かうバスは1999年より運休状態になっている。代わりに宮川村営バス→大台町営バスが道の駅奥伊勢大台・三瀬谷駅から大杉までを運行している。毎日一日5往復なので、平日に限っては当時より本数が増えたことになる。他に区間便等があるので、三瀬谷から旧宮川村まで行くバスはけっこう本数が多い。
氏が宿泊した西村屋は現在は閉業しているようである。大杉にあった美杉旅館もGoogleマップには登録されているが、実際は営業していないようである。宮川ダム湖の遊覧船は健在だが、ホームページを見ると臨時休業中と書いてある。実はこの船には登山目的で乗ったことがある。