GSV091.尾小屋(石川県小松市)

尾小屋はかつては尾小屋鉱山があり、その周辺人口は5000人もなり、劇場、映画館もあったというが、1971年には鉱山が完全に閉山し、小松から尾小屋を結んでいた尾小屋鉄道も1977年に廃止になっている。鉄道廃止後は代替バスが通っていたが、2022年11月にそのバスも廃止。今ではデマンドタクシーが運行している。
ストリートビューでは、尾小屋駅からあった場所から尾小屋鉱山跡に向かっていく。国道416号線と県道160号線の交点あたりに駅があったとのことである。駅跡は今では空き地になっている。またこのあたりにバスが停まっている。小松バスの小松駅・市民病院行きである。進んで行くと住宅がある。一応はバスが最近まで運行していただけの集落らしさは感じる。細い道路に入り、米穀店があるが、この当時でも既に廃業していたか。かつては繁華な街だったのだろうが、今では住宅が数軒ある程度である。更に進んで鉱山跡の前にはポッポ電車展示館がある。尾小屋鉄道の車輌を展示している。鉱山跡は現在は尾小屋鉱山資料館となっている。また、その奥には大倉岳高原スキー場がある。