GSV094.大久野島(広島県竹原市)

大久野島はウサギの島としても知られるが、戦中は毒ガス製造が行われた島としても知られる。現在でも飲料水やプールの水は島の外から運ばれたものを使用しているという。
ストリートビューでは、第二桟橋を起点に島を一周する。第二桟橋は忠海、大三島の盛からの船が発着している。島はゆっくり歩いても1時間ほどでまわることができる。桟橋にはちょうど忠海と島を結ぶ船が泊まっていた。それほど大きくはない。近くには「許可車両以外島内運行禁止」の看板が立っている。島には島内の施設で働く人しか住んでおらず、車もフェリーには乗れるが、一般車は桟橋近くの駐車場に停めないといけないようである。ほぼ車が通らないということもあって、道の真ん中にウサギが鎮座している。その一方で、火薬庫跡、砲台跡、毒ガス関連施設跡なども残っている。島の西側に抜けると、海が広がっていて見晴らしがいい。そこを抜けると休暇村に行き着き、リゾート感が出てくる。ただ、その先には毒ガス資料館がある。小さな島に詰まっている多要素。その近くに第一桟橋がある。第一桟橋からは土日祝日のみだが、三原、須波からの船が発着する。第一桟橋から第二桟橋までは900mほど。