GSV103.立里(和歌山県野迫川村)

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野迫川村は離島を除くと日本でいちばん人口が少ない村である。その野迫川村の立里まで土日休日のみだが高野山駅から南海りんかんバスのバスが出ている。その途中にある立里荒神(荒神社)では空海が修行をしたという伝承がある。そこへのアクセスのためのバスとなっている。
ストリートビューでは、野迫川村役場から立里に向かっていく。野迫川村役場のバス停から村役場は少し離れている。平日は村営バスが走っており、村営バスのバス停が南海りんかんバスと同じ場所にあるかの確証はないが、とある情報によると同じ場所にあるようだ。あたりにはガソリンスタンド、駐在所、民宿などがある。少し進むと学校が見えるが、2021年に小学校と中学校が統合して、この建物は学校の跡を利用した社会福祉協議会になっている。その前にある商店は村では貴重な商業施設ということになろう。入漁券を販売しているようだ。県道から看板が出ている場所で脇道に入っていく。ひたすら上っていく。人家などはないが、途中目力大明神という小さな社がある。「山を美しく 荒神社」という看板が立っていた。神社のかなり手前から駐車場があり、ここを訪れる人が多いということが窺い知れる。いちばん大きな駐車場の手前に立里荒神前のバス停がある。バスはその次の立里が終点となっている。単純にここでバスを折り返すのが難しいのでその先の立里を折り返し地としているということなのだろう。少し進むと雲海のスポットがある。ただ、ストリートビューの季節が5月で晴れていたので雲海の風景ではなかった。古いデータは9月だが雲海というより雲だった。立里は見たところ廃ホテルや廃宿泊施設しかないような場所であった。律儀にバス停はあった。立里から先は道がつながっているように見えるが、少なくとも自動車での通り抜けは困難な道のようだ。