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北陸方面の旅 1日目

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今日から北陸方面を旅するが、今日はまだ北陸までは達さない。

青春18きっぷを使ってまずは甲府まで行く。豊田始発の甲府行きというのに乗った。この列車は空いていた。甲府では山梨県立美術館に行く。甲府駅からバスに乗って行く。ミレーの絵が好きで、ミレーの作品が多く収蔵されている山梨県立美術館には一度行ってみたいと思っていたのだが、なかなかここまで行くことができず、今日ようやく行くことにした。人それぞれ感想はあると思うが、個人的には満足である。前日に山梨県内に宿泊していた場合は入館料が2割引になるとのこと。私はあまり美術館には行かないので確かなことは言えないが、そういう仕組みがあるところは珍しいのでないだろうか。

昼ご飯は美術館の近くに「小作」があったので、そこで食べる。さすがに暑い時期にほうとうはいかがなものかと思っていたら、けっこういろいろなメニューがあって、冷たい平たい麺を熱いつゆにつけて食べる「おざら」というものがあって、それを食べた。

帰りはバスに乗って竜王郵便局で降り、5分ほど歩いて竜王駅まで行く。そこから更に西に進む列車に乗る。

岡谷からは大八回りの辰野経由で行ってみることにした。辰野から塩尻の辰野支線に乗ったのは、急行アルプスで通過したとき以来で、昼間に乗るのは初めてである。この列車は空いていた。通しで乗る人はほとんどいなかった。その前後の列車はけっこう混んでいて、特に塩尻から松本まで乗った電車は特急からの乗り換えの客を待ったとかいう理由で遅れたり(素直に特急列車が遅れていたと言えばいいと思うのだが)、節電という理由で車両が通常よりも違っていたりして、ちょっとアレだった。


大阪維新の会が政党要件を満たす方針を発表

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http://mainichi.jp/opinion/news/20120802ddm003010073000c.html

大阪維新の会の松井一郎幹事長が、次期衆院選を視野に入れて、国会議員を5人以上取り込み政党要件を満たす方針を明らかにした。

成功する組織の一つのモデルとして、組織の規模が大きくなるにつれて、外部から幹部級の人を招き入れて組織を固めていく、ということがあると思う。国政進出にあたってそういうクラスの国会議員の招き入れるということか。また、あくまでも国政要件を満たすために数合わせで従順な国会議員を招き入れる、という方針も考えられる。

大阪維新の会は「維新政治塾」という私塾を立ち上げて、そこから次期衆院選の候補を育成するという方針であった。維新政治塾は想定を超える参加者数を集め、段階的な選考を経て、現在のところ900人弱が所属しているようだ。ただ、現職国会議員の参加に加え、維新政治塾所属者以外でも公募に応じた人物を候補者すると言っているので、実際に維新政治塾所属者で衆院選候補になるのは(当初の目標である300人規模を擁立した場合でも)100~150人程度ではないだろうか。もっとも、衆院選に立候補しなくても参院選や地方選に立候補する人もいるだろう。塾所属者の玉石混淆ぶりからすると、そんなものなのだろうと思う。ただ、300人というのは政党要件を満たさずに比例重複立候補ができない場合の目標だと思うので、政党要件を満たすと擁立人数は減ってくると思う。他党との選挙協力を考えると、多くて200人くらいか。個人的には想定していたよりも石が多かったのかな、すなわち人材の数が揃わなかったのかな、と思ったりもする。

毎日新聞の記事によると、大阪維新の会に近い民主党の人物として具体的に名前が挙がっているのが、松野頼久衆議院議員(鳩山グループ)である。松野氏は社会保障と税の一体改革関連法案に反対票を投じている。民主党の離党ドミノの関連でこの件を語られることが多いが、大阪維新の会は元自民党の府議を多数抱えているわけだし、自民党も切り崩しを警戒すべきなのだろう。ここで名前を出せないから名前が出ていないだけであって。

あと、この方針を発表したのは松井幹事長だが、橋下徹代表は「聞いていない。維新八策を固めることが先決だ」と発言している。橋下、松井両氏の意見の食い違いというのは、最近諸処に見られて、これがあくまで表面的なもので実際は相互理解が行われているのか、それとも根本的に相互理解が深まっていないのか、どちらなのだろうか。

大阪維新の会って、民主党や自民党どころではなく、これからのハンドリングがかなり難しい政党だと思うのだが、そのあたりを詳細に解析している時間もないので、消化不良ながら書き散らしてみた。


緑の党結成

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012072902000073.html

「再生可能エネルギーで雇用を生み、即時原発ゼロを目指す」と宣言、「脱原発を実現する上で信頼できる既成政党はない」とのことである。

基本的には、真剣に即時的な原発ゼロを目指すのであれば、そういう意見を同じにする政治勢力が選挙協力をして、衆院選、参院選に当たるべきだと思う。しかしながら、実際のところは、各勢力がめいめいに訴えている感がある。「脱原発を実現する上で信頼できる既成政党はない」とまで言われると、たとえば社民党などは立つ瀬が無いところだろう。前々回の参院選で9条ネットが参加したときも似たような感じであったが、9条ネットの得票数が少なかったため、既存の革新政党に与える影響は少なかった。今回はどうなるだろうか。

結局のところ、みどりの会議→みどりのテーブル→みどりの未来→緑の党、という系譜、ということになるのだろうか。緑の党という名前を使うタイミングとしては今が最適だとは思うが、今のところ、知名度が高い人物がいるわけでもなく、これまでの似たような政党の実績から勘案するに、緑の党が日本である程度の勢力になる青写真は見えない、というのが正直な感想である。


夏の東北旅行 5日目

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今日が最終日である。

基本的には帰るだけなのだが、午前中は旧白根市のあたりに寄ってみた。新潟からJRで矢代田まで行って、そこからバスに乗る。中心部はさすがに旧市というだけの規模はあった。帰りは加茂までバスに乗った。

そこから延々と普通列車を乗り継いで帰る。18きっぷ利用者をおぼしき人は若干いたが、ピーク時ほどではないだろう。席はだいぶ空いていたし。


夏の東北旅行 4日目

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今日は横手から新潟まで移動する。主に移動。

昼食は山形でそばを、夕食は米坂線車内で米沢駅の駅弁「牛肉どまん中」を食べる。米坂線に乗るのは久しぶりだったか、以前は青くて古い車両だったが、今はJR東日本の非電化区間でよく走っている緑の車両になっていた。小国まで乗る高校生は多い。そこから先は静かになった。


夏の東北旅行 3日目

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今日の最初の目的地は平泉である。数年前の夏、行こうと思ったものの最高気温35℃という暑すぎで行くのを断念した経緯がある。今日は最高気温28℃で夏にしては涼しい、平泉日和だ。

平泉駅に荷物を預けて中尊寺まで歩く。8時半に開くというので、7時50分頃に平泉に着く列車に乗って、ゆっくり歩いていったが、坂道なんかがあって、思ったよりも時間がかかった。8時半から開くのは金色堂であって、本堂はその前から参拝できる、と思う。金色堂は資料館のような讃衡蔵とあわせて拝観料700円なのだが、それだけの価値があると思う。まさに奥州藤原氏の象徴といえる建物だ。なお、金色堂自体が大きな建物の中に匿われていて、その中は撮影禁止となっている。その後、毛越寺に行く。ここは立派な庭がある。遣水は平安時代の唯一の遺構とのことである。今日は水が流れていなかったが。観光客はそれなりにいたが、平日だし、午前中だしで、これでも少ないほうなのだろう。

個人的には安易な世界遺産認定をよしとしていないのだが、実際に来てみると平泉は世界遺産の価値があると判定されてもいいかな?とは思った。あと、中尊寺も毛越寺も管理・運営する人の数が多い。観光客が落としていくお金で人を雇い、地域の雇用を促進しているということなのだろう。

平泉を後にして花巻に移動する。花巻といえば4年前、マルカンデパートの大食堂に行こうと10時のデパート開店直後に行ったら大食堂は10時半開店で行けず、ということがあった。今回、満を持して昼時より少し前に行ってみる。デパートはそれほど客がいないのだが、大食堂のフロアに行ってみると、思わぬ人の数。混んでいた。でも、大食堂の名に違わない広い食堂なので、座れないということはない。懐が深い食堂だ。マルカンラーメンとソフトクリームが名物だというが、ラーメンだと暑いので、マルカンランチとソフトクリームを頼んだ。マルカンランチは沖縄のAランチのような、フライ、ハンバーグ、オムレツがメインのランチだった。そしてソフトクリーム。作法どおりに割り箸で食べる。それにしても量が多い。これだけ食べてもまだあるのか、という感じだ。さすがに休憩が必要になってくる。体はそうでもないのだが、館内の温度が高いようで、どんどんソフトクリームが溶けていく。だいぶ食べて、手で持って普通のアイスクリームのように食べるも、ここからの量が普通のアイスクリームの量だよな、というくらいのレベルだった。昭和っぽい雰囲気とあわせて、ここまで来てよかった。

花巻から北上経由で、横手まで行く。途中、ほっとゆだで温泉に入った。ここに入るのは三度目か。地元の人等が数人いた。列車の発車時刻を信号機で知らせるのが特徴的だが、私が見た限りだと信号機は点灯しなかった。

横手で横手焼きそばを食べた。

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夏の東北旅行 2日目

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今日はまず仙石線に乗って石巻まで行く。部活っぽい団体がたくさん乗って辟易したが、彼ら彼女らが宮城野原で降りると、静かになった。松島海岸で代行バスに乗り換える。仙石線は高城町~陸前小野まで不通区間になっているが、代行バスは松島海岸~矢本で運行している。高城町から代行バスを走らせていない理由は、高城町駅前にバスをつけるスペースがないからかと思っていたが、高城町駅が業務委託駅で駅員が不在になる時間帯があるというのも関係しているのかもしれない。代行バスの乗り継ぎの取り扱いをするのに、駅員がいないと何かと困ることがある。松島海岸駅、矢本駅、両駅とも直営駅である。代行バスは1台で運行。十分余裕がある程度の乗客数だった。手樽駅ですれ違った代行バスは2台運行だった。途中、時間調整などもしながら、矢本駅に到着。なお、仙石線の復旧は2015年になるという。まだ先の話だ。

石巻の街を歩いてみたが、石巻駅のあたりはわりと地震の爪痕のようなものは感じなかったのだが、海側はそれが生々しく、特に南浜町のあたりは「街が消えた」としか言いようがないような状態だった。一方で、高台にある集落は昔と変わらなさそうな感じで、少しの場所の違いでかなり被害の状況が違うということを目の当たりにした。

仙台-石巻間の輸送について、JR仙石線は1時間に1本で代行バスを乗り継ぐ必要があるのに対し、高速バスは30分に1本で直通だから適わない。ただ、JRも本数は少ないが、小牛田まわりでノンストップで仙台に直通する列車を運行している。

時間があったので渡波まで行って折り返す。渡波では女川方面に行く代行バスに乗り継ぐ人が多かった。小牛田経由で一ノ関まで行って今日は泊。仙台から来た一ノ関行きは、4両編成の半分を小牛田で切り離すという運用でそこそこ混んだが、瀬峰で降りる人が多かった。


夏の東北旅行 1日目

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今日からしばらく東北を旅する。

まずは、大宮から新幹線に乗って郡山に行く。「東北フリー乗車券」という切符があってそれが使えればよかったのだが、利用する日の7日前に買わなければいけないということで、旅程が決まったのが直前だったのでそういう切符を買うことができず、結局、北海道&東日本パスを買うことにした。7日間有効で、JR東日本、JR北海道、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行、富士急行の普通列車が乗り放題という切符である。今回はほぼ普通列車に乗る予定なので、この切符にした。それでも、途中までは新幹線を使うということで、えきねっとでトクだ値割引の切符を買う。

郡山からは普通列車を乗り継いで、仙台まで行く。青春18きっぷのシーズンになってはいるが、それほど混んではいなかった。

今日は仙台で泊。仙台といえば牛タンということで、牛タンを食べた。


Tポイント、医薬品購入データを販促活動に利用

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http://www.asahi.com/national/update/0717/NGY201207160032.html

TSUTAYAなどを運営している、カルチュア・コンビニエンス・クラブのポイントカードサービス「Tポイント」が、会員が買った医薬品の購入データを、会員に十分な説明をしないままに販促活動などに使っていることがわかったという。

まあ、そういうことはあり得る話だろうなとは思っていた。私は基本的には個人情報を提供するポイントカードサービスを利用することを控えている。以前、紙にスタンプを捺すだけのポイントカードサービスが、個人情報を提供するポイントカードサービスに切り替わったときには、そこの店のポイントカードサービスを使うことをやめている。ただ、Tポイントは元々レンタルサービスの会員カードで、そうなると個人情報を提供することには必然性はあるが、そこから様々な店で使えるようになっていった、という点では、特殊な例に入るのかもしれない。

ちなみに、以前はTSUTAYAを使っていて会員証を持っていたが、10年くらい前からすっかり使わなくなった。その当時はTポイントではなかったのかな。それからすっかり縁遠い存在だ。


国民の生活が第一

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新座市長選関連のエントリが続いたので取り上げていなかったが、小沢一郎元民主党代表を中心としたグループが民主党を集団離党し、今月の11日に「国民の生活が第一」を結成した。

個人的には、このグループが袂を分かって別の党を結成したほうが、わかりやすくていいと思っていたので、ここまで引っ張ってはきたが、新党を結成したこと自体については評価したい。

「国民の生活が第一」という名前がアレという声もあるが、選挙情報サイトを運営している身としては、略称を「生活」としたことで他と被っていないし、まあ別にいいかな、と。ただ、党名に助詞が二つも入っているのはどうなのかという気持ちもある。もっとも、将来的には(具体的に言えば衆院選前までには)新党きづなと一つになるだろうし、そのときに別の党名になるという見方もあるのだと思う。

参加メンバーを見ると、今まで小沢氏と行動を共にしていた人たちが入っていなかったりして、そのあたりの関係はどうなっているのか、よくわからない。当選一回の議員が多いとも思う。衆院選のことを考えると、自力で小選挙区で勝てる議員も数人程度ではないか。次の選挙後には大幅に議員数が減っていそうではある。あと、前の衆院選で比例下位で当選した議員は、次の選挙では小選挙区に転出することになるのかもしれない。

大阪維新の会と連携するという話もあるようだが、TPPで意見が異なるので難しいのではないか。また、国民の生活が第一に大阪選出の議員が多いので、大阪維新の会としても、大阪の選挙区を公明党やみんなの党に譲るのはまだ許すにしても、これ以上は譲れないのではないだろうか。

結局、大阪維新が大々的に選挙に参加してくると仮定すると、民主・国民新/自民・公明/大阪維新・みんな・(公明)/生活・きづな・減税/共産/社民/幸福、くらいの対立軸ができるということか。