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今朝、東武東上線は深い霧のため10分くらい遅延した。その前にJR埼京線が止まっているらしいという情報は得ていたのだが、東上線遅延の情報は駅に着いてから初めて知った。高校生向けに、東武鉄道から高校に遅延を通知したことを知らせる貼り紙があった。これは初めて見た。ともかくいつも通り志木駅始発の普通列車に乗っていく。いつもより長い時間待つことになったので、お行儀は悪いが、立って待っている間に朝食のパンを食べた。結果的にはここで食べたのは正解だった。眠かったこともあって、車内ではほとんど眠っていて池袋に到着。遅延はしたものの、これからJRが普通に動いてくれれば職場の始業に間に合う時間である。
で、今日のJRの状況を各紙の記事からまとめると、6時35分頃に新宿駅でポイントの不具合があって20分くらいで復旧したが、8時25分頃にも同様のトラブルがあったようだ。(産経新聞だけ6時40分頃、8時20分頃となっているが、産経は10分単位で時間を丸めて、他紙は5分単位で時間を丸めていると思われる。)その後、駅間に停まっていた埼京線の乗客の気分が悪くなり、それを助けようと他の乗客がドアを開けて線路に出たため、山手線も止まってしまうことになる。
私が池袋駅に着いたのは8時25分頃で、まさに二回目のポイント不具合があったくらいの時間である。湘南新宿ラインが入線していたのでそれに乗る。降りていく人がいたがとりあえず乗ったままでいる。少しして、埼京線と湘南新宿ラインは運転を見合わせるので山手線に乗って下さいというアナウンスが流れた。そう言われたら仕方ないねと、いちばん南側にある階段を上って山手線に乗ろうと思ったら、山手線ホームにつながる階段のあたりが人であふれている。ホームが人でいっぱいで階段も人でいっぱいという状態なのだろう。乗ろうと思っても乗れないではないか。もうこうなったら湘南新宿ラインと心中と思い、湘南新宿ラインの列車に乗る。席が空いていたので座る。ある程度は待つつもりでいた。しかし、停まっていた埼京線が板橋-池袋間で停まっている列車を池袋駅に入線させるために回送になったすぐ後で、湘南新宿ラインも同様の理由で回送になってしまった。こうなったら降りるしかない。そういえば、湘南新宿ラインの場合グリーン車に乗っている人もいるわけだが、その場合料金を返してもらえるのだろうか。
山手線には乗れる状態ではないので、地下鉄に振り替える。振替輸送票はあっさりもらえた。このときはまだ山手線が動いているということで、山手線を選択する人が多数で、振替輸送を選択する人が少なかったこともあるだろう。私は副都心線に乗って渋谷から山手線に乗ればいいやと思っていた。池袋駅からではなく他の駅から乗ればいいだろうという判断だ。しかし、渋谷に着く直前で山手線不通の事実を知る。結局、JRは捨てて、地下鉄を乗り継いで職場の最寄り駅に着いた。当然始業には間に合わず。10月8日の台風のときに比べると地下鉄は空いていた。8時半と通勤のピークから少し外れた時間であったことが影響したのか。池袋発のトラブルだったので、私は影響を直接受けてしまったわけだが。
今回は7日未明から8日未明に行われた新宿駅での大規模工事が関連している可能性があるという。おそらく土曜日に工事を行ったのは、次の日が日曜日で何かトラブルがあっても平日に比べれば影響が少ないという判断からなのだろうが、結果的にその次の月曜日に大きな影響が出てしまっている。こういうトラブルがあってもJR東日本は事後の調査報告を利用者に向けて行っていないのではないかと思う。そういう姿勢が運行障害を繰り返しているのではないか。やはりトラブルの報告はきちんとしてほしいと思う。
あと、こういうトラブルがあった場合、比較的役に立つのがジョルダンライブとTwitterである。普通のWeb版をリンクしたが、当然携帯電話から見ている。ただTwitterも今回デマっぽい情報が流れたし、ジョルダンライブもたまに嘘情報が流れるので過信するのは禁物である。いくつかの情報から総合的に判断するのが重要だ。あと、必要なのは地下鉄の路線図だと思った。東京の地下鉄の路線図は私も全て頭に入っていない。乗る予定があるときは当然事前に調べてから行くが、こういう突発的に乗るときにないと困る。途中の乗換駅で路線図の紙をもらってきた。いつも鞄の中に入れておくことにする。