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ICOCAを買う

先日、近畿に行った際にICOCAを買った。実のところ、全日本を考えた場合いちばん使える交通系ICカードはSuicaかICOCAだと思う。Suicaは持っている。ICOCAにあってSuicaにないのは、PiTaPaと相互利用できるということ。そして、CI-CA、NicoPa、Hareca、LuLuCa、PASSYと片利用できること。片利用といっても、ICOCAをCI-CAエリアで使えるということだから、何ら問題がない。特にバスの場合は現金利用とICカード利用では手間の違いが大きいので、メリットが大きいと感じている。先日買ったのも奈良交通バスに乗ることを見越したものだった。地元の人はプレミアがつくCI-CAを買えばいいわけだが、非地元の人間にとってはほとんど使わないICカードを買うというのもどうかと思う。コレクションするという発想もあるが。ICOCAだったら一年に一回くらいは使いそう。

PiTaPaの場合、やはり一年間に一回も使わないと1050円とられるというデメリットは大きい。私の旅行の実績からすると一年間に一回も使わないということは気をつけていればないとは思うが、その点を意識しなければならないというのは面倒である。


Suica、ICOCA、TOICAが来年3月から相互利用可能に

http://www.asahi.com/life/update/0516/TKY200705160320.html

SuicaはICOCAと相互利用可能だが、来年3月からTOICAも可能になるとのこと。中京圏で普通に切符を買って列車に乗るとなると、JRよりも並行する名鉄、近鉄に乗ることのほうが多いので、TOICAエリアでSuicaを使うことはあまりないかもしれない。それよりも早くSuicaとPiTaPaの相互利用を初めてほしいのだが。


Suicaでポイントが貯まる

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070508i312.htm

まずSuicaポイントクラブというものに入会しないといけない。NEW DAYSや駅ナカの店のほとんどが200円で1ポイント。ファミリミーマートで買い物してもポイントはつかない。自分の使い方だと1週間で10~20ポイントくらいしか貯まらなさそう。1ポイントで1円分なので、そう考えるとあえて利用することはないかな、と思ったりする。



SuicaとPASMOの相互利用

http://www.jreast.co.jp/press/2006_2/20061215.pdf

PASMOが3月18日にサービスを始め、同時にSuicaと相互利用ができる。思ったよりも相互性は高い。

・PASMOの電子マネー加盟店でSuicaが使える(逆も可)

・連絡定期券をSuicaでもPASMOでも買える

・バス利用特典サービスをSuicaでも使える

特に最後のはSuicaでは特典がつかないと思っていたので意外だった。バス利用特典サービスは支払額に応じてバスポイントがもらえて、1ヶ月間に貯まったバスポイントに応じて、バス乗車に使えるバスチケットがもらえるというもの。いくら使えばいくらのバスポイントがもらえるかというのは、事業者によるという。時間帯によってバスポイントが差がでたりするかもしれない。注意したい点は1ヶ月間で一定のポイントが貯められないとそのポイントが死ぬことか。あまりバスに乗らない人は現在のバス共通カードのほうがいいと思う。私の使い方としては、路線バスの旅などでバスに乗りまくるときはSuicaを使って、そうでないときはバス共通カードを使う、かな。

現在私の定期券は東武が磁気券でJRがSuica。連絡定期券がViewカードで買えればいいのだが、そうでないとしても早々に一本化したい。PASMO加盟社局にも、Viewカードでチャージして乗れるのは大きい。


旅が台無しになる恐れもある

http://www.asahi.com/life/update/0724/007.html

台無しという言葉の響きの恐ろしさには、甘美なものさえ感じる。台無し、台が無し。

要するに、JR東日本のインターネット予約サービスであるえきねっとは、JR東日本の駅でしか切符が受け取れないという話。事業者側にして見れば当たり前だと思うことも、利用者側にしてみると納得がいかないという事例の一つか。

他社の駅で受け取れないのであれば、他社の切符は買えないようにしたほうがいいとさえ思うが、それでは不便すぎる。マルスがJR全社共通のシステムなのに、インターネット予約サービスは会社ごとでばらばらというのが問題なのか。分割民営化の弊害と言うべきか。

えきねっとで予約した切符を全国の駅で受け取るのは無理があるとは思うが、名古屋、京都、新大阪くらいの大きな駅に発券端末を置けば、まだ救われる人がいるのではないだろうか。ただ、えきねっとだけではないが、インターネットを使った切符の予約システムというのは、脆弱というか、使っていておっかない感じがする。余裕を持って使うべきだと思う。


EASYモバイルSuica

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/mobile/articles/0607/13/news062.html

鳴り物入りで導入されたわりには、使っているところを全然みかけない、今年度末までに100万人の会員獲得が目標だというが、実際は10万人しか会員がいないモバイルSuica。そこでVIEWカードを持っていなくても使えるモバイルSuica、EASYモバイルSuicaを導入することにしたとのこと。

EASYモバイルSuicaをチャージできるのは、NEWDAYSとファミリーマート、そしてモバイルバンキング経由で銀行口座から。銀行口座からチャージできるのは魅力的にみえるが、手数料がかかるという。少額決済のための手続きで手数料がかかるのはばかばかしい。ファミリーマートだとファミポート経由でのチャージだろうから、めんどうくさそう。そうなると、実質恒常的に使おうとなるとNEWDAYSでチャージする方法になるだろう。カード型であれば駅の端末やVIEW ALTTEを使えるのだが、携帯電話なのでそれが使えない。そういうわけでいろいろ考えると、果たしてEASYモバイルSuicaが便利なのかが疑問。登録してみたけど結局使わないという幽霊ユーザが増えそうだ。


オートチャージャーON

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/mobile/articles/0607/04/news077.html

切り裂いていく、わけではない。

Suicaの残額が一定金額以下になると、改札で入場するときに自動的にチャージされるサービスが10月に始まるとのこと。VIEW Suicaカードではないと使えない。私はメインではSuica定期券を使ってVIEWカードを使ってチャージしているのだが、チャージするSuicaとクレジットカードが一緒でないとこのサービスは使えない。

便利なようで、やはりVIEWカードへの囲い込みのにおいがすることよ。


Suica誤作動?

先日、北朝霞駅でSuicaにVIEWカードからチャージを行った後に列車に乗って川口まで行く、ということを行った。

家に帰ってSFCard Peeperでログを見たら、10000円チャージしたつもりが、9850円しかチャージされていない。150円損している、と思ったら、北朝霞から川口まで290円にも関わらず140円しか引かれていない。すなわちチャージの150円が運賃に影響しているのだ。SFCard Viewerで見ても同じ。今日、駅の改札機で印字してみたが、それでも同じ。どういうことかと考えてみたら、まず改札に入るときに150円引かれる。その後10000円チャージされる。改札を入るときの150円はまだログに書かれていないが、残高からは150円引かれているので、差し引き9850円になる。その後川口で改札を抜ける。このとき290-150で140円引かれる。その額がログに書かれる。

こういうふうに書けば納得するが、気が付かないと混乱する。VIEWカードでチャージする人は稀だろうが、駅ナカで買い物する人はたくさんいるだろう。その場合も同じ現象がでると考えられる。あくまでも表示されるのは残高であり使用額ではない。とはいえ、引き算していくら使った知りたいと考えたときこのようなことが起こる。いちばんいいのはスルっとKANSAIみたいに改札に入るときには初乗り運賃を引かないことだが、今さらそういうわけにもいかなさそう。使用額も表示してくれればいいのだが、おそらくSuicaの記憶データには使用額を含んでいなさそうなので、それも難しい。