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冨原亮道議がサミット反対のデモ行進に憤る

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http://www.tomihara-akira.mobi/wp/?p=73

冨原亮道議について私は存じ上げないのだが、この記事についてははてなブックマークで知った。右から左まで全ての活動家を敵に回すような文章だな。

要するに、タクシーに乗っていたらデモ行進が原因の渋滞に巻き込まれたので、頭にきて書いたのだろうと思うけど、「民衆は大人しくしていろ、主張するな」と言わんばかりだ。目立つことをやるのは目的ではなく手段なわけで、それをはき違えて解釈しているため、「暴走族」とか「学校祭や学園祭のパレード」とか「よさこい」とか、そういう単語が出てくる素敵な文章になっている。最後に「若人諸君間違えないでください。選挙遊説や街頭演説は別物ですから。」と書いてあるのは、「あなたの政治活動も同類だろう」というつっこみの対策なのだろうが、閑静な住宅地に選挙カーが入り込んで名前+αを大音量で連呼する選挙活動はデモ行進以下の行動と考えることもできる。だいたい「別物」とする意味も根拠も書いてない。デモ行進は自分の主義主張を荒っぽいながらも訴えていく行動だけど、選挙遊説や街頭演説は地位を保つための就職活動の一環ですよ、という意味で「別物」と書いたのかな。

忙しい中、時間もかけず書いた文章を相手に激しく批判する気もなれないが、そういう文章だからこそ普段思っている心の奥の本音が出ていると考えることができるのかもしれない。私みたいに名誉も地位もない人間でもそれなりに考えて文章を公開しているが、公職についている人はそれ以上に考えて公開すべきだろう。


沖縄県議選は与党の敗北

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昨日行われた沖縄県議選だが、与党の敗北とは言ってもいいと思うが、野党の勝利とも言い難い、微妙な結果だ。五分五分になったくらいと考えるのが妥当ではないか。沖縄では弱かった民主党が躍進、共産党も勢力を伸ばした。

個人的には沖縄の革新勢力の要である沖縄社会大衆党が勢力を半減させたのが気になる。現在、統一会派を組んでいる結の会は躍進したが。本部も移転したみたいで、新しくなったけど3階ワンフロアで写真で見る限り狭くなったように感じる。

報道では与党が負けたのは後期高齢者医療のせい、としているけど、そういう側面もあるにせよ、それだけを理由にするのは単純に考えすぎではないか。政府与党の政権運営がまずくて、それにつながっている県政与党への批判の結果だと思う。


琉球独立党がかりゆしクラブに名前が変わっていた

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前回の沖縄県知事選に琉球独立党公認で屋良朝助氏が立候補していた。今日行われた沖縄県議選にも立候補しているが、政党名がかりゆしクラブになっている。どうも名前を変えたみたいだ。何ともはっきりしない名前にしたものだとかりゆしクラブのサイトを見たら、「かりゆしクラブの政策を無断でパクらないで下さい。」と書いてあるあたりで既に「異臭」がする。もう少し調べてみると、フリーター労組に抗議されていた。党職員の不当解雇、賃金未払いがあったとのこと。労組の人たちが来ると警察を呼んで何とかしてもらおうとするものの、事情を知った警官が逆に労組側の味方になるような感じで、結局屋良氏は子供じみた抵抗を行って労組の人は埒があかないと帰る、というかなりトホホな顛末。個人的には沖縄の独立というのは議論としてはあってもいいと思っていただけに、それを推進する琉球独立党→かりゆしクラブがこのていたらくというのは残念な感じだ。


「日本国民フォーラム」旗揚げ

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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080527/stt0805272354009-n1.htm

超党派の保守系地方議員らのグループ「日本国民フォーラム」が発足することが明らかになった。最高顧問が平沼赳夫衆議院議員ということで、平沼新党の母体という憶測が流れているらしい。

で、この「日本国民フォーラム」の代表があの米田建三元衆議院議員。そして、「日本国民フォーラム」は「日本改造青年フォーラム」が組織改正したものらしい。「日本改造青年フォーラム」の会長だったのが志木が地元の鈴木正人埼玉県議会議員。要するに、鈴木正人議員らが中心になってよねけん兄さんを担いで作った団体に平沼氏が乗っただけ、というのが実情ではないか。そう考えると、小田桐清作さんが鈴木正人議員を相手に選挙を戦ったのは慧眼だったのかもしれないね。大敗しちゃったけどね。

純血を貫くと勢力が弱いままだし、勢力を拡大するといろいろな血が混ざるのでなかなか難しいのだけど、今の時点でそういう心配をする以前の状態になっているのかもしれない。

そういえば、今読んでいる「自民党はなぜ潰れないのか」で村上正邦氏が平沼赳夫議員をやけに推しているのだけど、そういうつながりが志木であったのだろうか。


ドラマと現実

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木村拓哉主演のドラマ「CHANGE」は、学校の先生が国会議員の父親の死去による補選に当選して総理大臣なるという話らしいが、現実離れしていると評する人もいる。学校の先生が国会議員の父親の死去による補選に落選して次の選挙で当選してまたその次の選挙で落選して結局県議になったという話だったら、現実的でいいのではないか。メイビー


都道府県別最後に閣僚を輩出した時期まとめ

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埼玉県の自民党国会議員が知名度が低い、と書いたが、その理由として閣僚になっていないからではないかと思い、都道府県別に最後に閣僚を輩出した時期をまとめてみた。なお、自民党以外に所属していて、自民党議員よりも遅く(または同時)に閣僚になった人物も別にまとめた。年月は就任した年月をしめす。なお、あくまでもその都道府県の選挙区から選出された議員が記してある。比例区から選出された議員は外してある。突貫で作ったので間違いはあるかもしれない。

都道府県 自民党 自民党以外
北海道 町村信孝(福田内閣;2007年9月)
青森県 大島理森(第1次小泉改造内閣;2002年9月)
岩手県 鈴木俊一(第1次小泉改造内閣;2002年9月)
宮城県 三塚博(第2次橋本改造内閣;1997年9月)
秋田県 野呂田芳成(小渕改造内閣;1999年1月)
山形県 遠藤武彦(安倍改造内閣;2007年8月)
福島県 渡部恒三(宮沢改造内閣;1991年11月)
茨城県 額賀福志郎(福田内閣;2007年9月)
栃木県 渡辺喜美(福田内閣;2007年9月)
群馬県 福田康夫(福田内閣;2007年9月)
埼玉県 松永光(第2次橋本改造内閣;1998年1月)
千葉県 臼井日出男(第1次森内閣;2000年4月)
東京都 鴨下一郎(福田内閣;2007年9月)
神奈川県 甘利明(福田内閣;2007年9月)
新潟県 吉川芳男(第2次森内閣;2000年7月)
富山県 長勢甚遠(安倍内閣;2006年9月)
石川県 沓掛哲男(第3次小泉改造内閣;2005年10月)
福井県 牧野隆守(第1次森内閣;2000年4月)
山梨県 堀内光雄(第2次橋本改造内閣;1997年9月)
長野県 若林正俊(福田内閣;2007年9月)
岐阜県 松田岩夫(第3次小泉改造内閣;2005年10月)
静岡県 上川陽子(福田内閣;2007年9月)
愛知県 杉浦正健(第3次小泉改造内閣;2005年10月)
三重県 川崎二郎(第3次小泉改造内閣;2005年10月)
滋賀県 岩永峯一(第3次小泉内閣;2005年9月)
京都府 伊吹文明(安倍改造内閣;2007年8月)
大阪府 中馬弘毅(第3次小泉改造内閣;2005年10月) 北側一雄(公明党/第3次小泉改造内閣;2005年10月)
兵庫県 渡海紀三朗(福田内閣;2007年9月) 冬柴鉄三(公明党/福田内閣;2007年9月)
奈良県 高市早苗(安倍内閣;2006年9月)
和歌山県 二階俊博(第3次小泉改造内閣;2005年10月)
鳥取県 石破茂(福田内閣;2007年9月)
島根県 細田博之(第3次小泉内閣;2005年9月)
岡山県 村田吉隆(第3次小泉内閣;2005年9月)
広島県 岸田文雄(福田内閣;2007年9月)
山口県 高村正彦(福田内閣;2007年9月)
徳島県 後藤田正晴(宮沢改造内閣;1992年12月)
香川県 大野功統(第3次小泉内閣;2005年9月)
愛媛県 塩崎恭久(安倍内閣;2006年9月)
高知県 山本有二(福田内閣;2007年9月)
福岡県 鳩山邦夫(福田内閣;2007年9月)
佐賀県 保利耕輔(第1次森内閣;2000年4月)
長崎県 久間章生(安倍内閣;2006年9月)
熊本県 松岡利勝(安倍内閣;2006年9月)
大分県 衛藤征士郎(村山改造内閣;1995年8月) 村山富市(日本社会党/村山改造内閣;1995年8月)
宮崎県 中山成彬(第3次小泉内閣;2005年9月)
鹿児島県 保岡興治(第2次森内閣;2000年7月)
沖縄県 上原康助(日本社会党/細川内閣;1993年8月)

埼玉県は10年間閣僚を輩出していないことになる。現役国会議員は一人も閣僚を経験していない。あと、東北がなかなか閣僚を輩出できない。したとしてもすぐ辞めている。比較的民主党が強いところではあるが。


自民党の埼玉県議全員が麻生太郎氏を支持する後援会に参加

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http://www.asahi.com/politics/update/0515/TKY200805150275.html

埼玉に後援会を作った元衆議院議員は前の参院選で惨敗したけど、埼玉県選出の自民党衆議院議員は当選回数が多くても4回、参議院議員も6年務めている人はいない。要するに大物と呼べる人がいない。県議のほうがキャリアが長かったりするわけで、地元の国会議員の影響力がよそに比べると低いのではないかと思う。そういう県は草刈り場になりやすいということか。

埼玉県選出の自民党国会議員で全国的に知名度が高いと言える人が一人もいないのがなんとも。



衆院選山口2区補選&埼玉県議選再選挙

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私が北海道で浮かれている間に、選挙が終わったようね。実際にはそれほど浮かれていないけどね。

山口2区補選のほうはまあ予想通りの結果だった。8時に当確がでたのには少し驚いたが。だいたい自民党のほうは候補者からして苦戦が必至で、捨てているのかとも思ったけど、一方で一所懸命てこ入れしたりして、なんだか対応が中途半端だった。市町村別の得票数を見ると、山本候補の出身地である柳井市と自民党の金城湯池であった周防大島町(かつては郵便局員と学校の先生以外はみんな自民党に入れると言われていたらしい)と上関町で山本候補が平岡候補よりも多く得票しているが、それも差は多くて千票程度だ。平岡候補の出身地であり、先の市長選で自民党が推した候補が勝利して、大票田でもある岩国市で平岡候補が山本候補に一万三千票あまりの差をつけている時点で勝負ありだが、他にも光市、下松市でけっこう差をつけている。

山口2区は光市が最終的に民主党に入った松岡満寿男氏の地元で、平生町が元社会党参議院議員で民主党公認で衆院選にも出馬している山田健一氏が町長を務めているから、それほど自民王国ではないような気もするんだけど、とにかく山口は自民王国と報じられているだけで、外から見ただけではよくわからない。

驚いたのは埼玉県議選西5区再選挙の結果だ。共産党の候補が勝利した。三候補とも5000票台と、前の選挙で自民党候補が10000票以上獲得して勝利したことを考えると、ある意味レベルが低い戦い。普通に考えれば自民党の候補が勝ちそうなものだ。公明党の基礎票が3000~4000はあると思うのだが、今回あまり動かなかったのだろうか。自民党は中野清衆議院議員の息子を擁立して、中野清議員といえば新進党→改革クラブでそれなりに関係は良好だと思うのだが。裏のことはよくわからないけど、結果的に共産党の候補を勝たせてしまって、公明党は悔しがっているのではないだろうか。

岩国市長選で地方議員からの叩き上げの前衆議院議員が勝利し、今回の補選では官僚あがりの候補が負け、埼玉県議選再選挙では、自民党と民主党が国会議員の関係者を立てて負けて、共産党が地元で長く議員を務めてきた人を擁立して勝ったことを考えると、各政党とも地方議員の育成をしっかりやったほうがいいのではないかと思ったりもする。


衆院山口2区補選が告示

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http://www.asahi.com/politics/update/0415/SEB200804150001.html

自民党公認で新人の山本繁太郎氏と民主党公認で前職の平岡秀夫氏の一騎打ち。

「山本繁太郎」というキーワードで検索すると、Live Search(MS)だと2番目に、Googleだと8番目に弊ブログがヒットする。それにしても、ここまでネットで悪評を書かれている候補者も珍しい。

選挙自体は、各勢力の思惑がギラギラ見えていて、正視したくないような状態。所詮は私には選挙権がないわけだし、淡々と結果をまとめるだけだ。

山口は自民党が強い、というけど、地元ではあまり名前の知られていない官僚あがりの新人が戦うとなると別だと思う。衆議院議員から岩国市長になった福田良彦氏だって地方議員からのたたき上げだし。