路眺一覧

GSV115.大阪・関西万博会場(大阪府大阪市)

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このシリーズで夢洲について書いたのは4年前だった。あれから4年経ち、現在大阪・関西万博は開催されている。
ストリートビューでは、東ゲートから万博会場をまわっていく。個人のユーザーが2025年4月に撮ったデータとなっている。それほど混雑はしていないが、閑散ともしていない。ベンチがけっこう設置されている。東ゲートのわりと近くに大屋根リングがある。とにかくでかい大屋根リングだが、やはり南側の海が見える場所の景色がいい。内側の内海になっているところはため池みたいな感じであった。会場の中は、さすがにパビリオンの中は見られないので外側だけの感想になるが、巨大な公園+アウトレットパークといった様相か。基本パビリオンは予約制なはずなので、大行列にはなっていない。西ゲート付近は2025年7月に別の人が撮ったデータもあり。こちらでは多くの人が日傘をさしていた。
総じて言うと、思ったよりも混雑はしていなさそうだが、そこまでわくわくもしなさそう、といったところでしょうか。


GSV114.飛騨大鍾乳洞(岐阜県高山市)

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飛騨大鍾乳洞は昔近くを通ったときに気にはなっていた。ただ、バス停から若干距離があり、車がないと行くのは辛いかと思っていた。しかし、調べてみるとバスに接続して送迎してくれるシャトルバスがあるとのことである。そうなると行ってみてもいいかという気になる。
ストリートビューでは、鍾乳洞口バス停から飛騨大鍾乳洞に向かっていく。送迎バス乗換所という建物がある。国道と鍾乳洞への道の交点に両面宿儺像がある。鍾乳洞に向かう道は上り坂で、歩くと20分かかるというから、歩いていくのはたいへんそうである。鍾乳洞の手前に両面宿儺洞の入り口があったが、立入禁止となっていた。超人「両面宿儺」の伝説の案内板が、だいぶ古くなっているが立っている。少し上ると駐車場があり、傍らに食事処、店、石の展示館などがある。ストリートビューは2012年のデータで入場料が1000円となっているが、現在は1100円である。ただ、Web割引だと1000円である。また、高山からのバス往復とセットになった券もある。受付から入ると最初に大橋コレクションという古美術品を見ることになる。そのあたりの断片的ながらストリートビューのデータがある。鍾乳洞の入口から内部もストリートビューのデータがある。入口から第一出口までの100mが最も美しい所とのこと。中は垣間見えるが、全貌は行ってみてのお楽しみ、といったところか。


GSV113.井波(富山県南砺市)

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井波は彫刻の町として知られ、井波の彫刻が日本遺産にも認定されている。
ストリートビューでは、加越能鉄道加越線の井波駅跡から井波別院瑞泉寺に向かっていく。加越線は1972年に廃止されているが、駅舎は井波町物産展示館となっている。登録有形文化財にもなっているとのこと。傍らに旧井波駅舎の看板が立っていた。旧駅を出てしばらくすると綽如上人像がある。井波別院瑞泉寺を建立した人である。そこから先は商店街になる。井波交通広場を過ぎると八日町通りに入る。ここは建物が伝統的なつくりになっている。木彫りの店もある。時間帯からから人はまばらにいる程度であった。通りの終点の先に井波別院瑞泉寺がある。なんか門前に前屈みになっている人がいた。


GSV112.赤沢宿(山梨県早川町)

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赤沢宿は身延山、七面山参拝客の宿泊者で栄えた宿場である。今は重要伝統的建造物群保存地区となっている。
ストリートビューでは、七面山登山口・赤沢入口バス停から赤沢宿に向かって行く。このバス停付近にも旅館やタクシー乗り場などがある。”入口”バス停が本当に入口として機能している。春木川に架かる橋を渡ると赤沢宿と集落内にある妙福寺の看板が立っている。そこから先は細い上り坂が続いていく。歩いて上るのはなかなかたいへんそうだ。やがて集落に到着。集落の入口に近い江戸屋旅館は唯一今でも営業している旅館とのことだが、見た目は普通の民家のようである。この記事によると一日一組しか客をとっていないとのこと。また大阪屋旅館はいったん閉業したが、今はゲストハウスになっているとのこと。ストリートビューのデータが2015年でゲストハウスとして開業したのが2016年なので、当時は空き家だったのかリニューアル中だったのか。他にも喫茶店、蕎麦屋がある。かつては9軒の宿がありそれでも最盛期は足りなかったというが、今は静かな山村といった様相だ。ストリートビューデータ上での頂点の舗装の道との石畳の道の交点に若山牧水の歌碑がある。更にその上には宗説坊、十萬部寺を経由し身延山に通じる道があるというが、崖崩れで通れないという情報もある。かつての参詣のメインルートも今は昔、だ。


GSV111.式根島(東京都新島村)

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式根島は新島村にある。元々は無人島だったが新島の島民が塩の精製場や漁場として利用しており、新島との関係が深い。今では500人弱の人が住んでいる。独立した村ではないということから、私自身は船で寄港することはあっても降り立つことはなさそうである。
ストリートビューでは、島の玄関口である野伏港から式根本道を通って地鉈温泉に向かっていく。港の入口には「ようこそ式根島へ」と描かれている。港のまわりにはターミナル以外には特に何もなく、少し離れたところに観光協会がある。軽い坂を上ってプチホテルや店舗が見えてきたあたりで街に入っていく。道は狭い。人の姿はない。島南部の石白川海水浴場の手前あたりがいちばん店舗などが集まっている場所ということころになるか。10泊3万円という豪快な設定の民宿もあった。この民宿の軒先には人がいた。地鉈温泉の手前に駐車場があり、そこからは歩くことになる。海際にあるので基本行きは下り、帰りは上りだ。見た感じは普通の海際だが、岩が着色しているのが温泉の成分によるものか。


GSV110.仁右衛門島(千葉県鴨川市)

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仁右衛門島は鴨川市太海の個人所有の島である。源頼朝ゆかりの島となっている。鴨川市内線のバスの終点が「仁右衛門島入口」になっているので存在は知っていた。ただ行ったことはない。
ストリートビューでは仁右衛門島の船着き場から島を巡っていく。ちなみに本土から泳げなくはなさそうな距離にある。船賃は往復で1350円する。これは入島料込みと考えるべきだろう。大きな白い建物は休憩所/土産物屋となっている。一応店舗として現役で営業しているようだ。かつては食堂もあったようである。他に島主の住居跡や奇岩などのいい景色があったりする。ただ、島自体は小さそうで数十分もあれば全部見てまわれそうだ。島を訪れる人も姿もあった。


GSV109.飛島(山形県酒田市)

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飛島は元々飛島村に所属していたが、1950年4月という比較的早い時期に酒田市に編入されている。単独した村ではなく、行きづらい場所にあるので、生涯行くことはなさそうである。
ストリートビューでは島の玄関口である勝浦港から北にある八幡崎展望台に向かっていく。勝浦港にはとびしまマリンプラザがあり、島の玄関口にふさわしい感じになっている。2023年10月のデータではちょうど酒田から来た船が泊まっていた。海沿いの道はすぐ近くに小山が迫っており、その間の狭い場所に建物が建っている。宿泊施設は何軒かあるが、店は見当たらない。Wikipediaには雑貨店があるとの記載がある。また、とびしまマリンプラザ内にミニコンビニがあるとのこと。人口146人とは思えないほど人家が建っているように見えるが、空き家もだいぶあるのか。なお学校は通う子供がいないため休校とのこと。学校の場所にはケアセンターの表示があった。学校を過ぎると上り坂になり坂を上ったところにヘリポートがある。そこから法木集落に行く道があるが、その途中のデータがストリートビューになり。法木集落内のデータは存在する。八幡崎展望台に向かう道沿いには小さな畑がある。耕作に向いた土地というのも島内に限られているのかもしれない。八幡崎展望台の駐車場にはトイレもあった。灯台の手前には渚の鐘があるが、かなり小さな鐘である。ただ日本海の東側の景色は見ることはできる。八幡崎展望台は展望台の下までのデータしか存在しなかった。これは個人が収集したデータのようだ。


GSV108.勝山館(北海道上ノ国町)

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勝山館は戦国時代に蠣崎氏が拠っていた城で今では続日本100名城に選定されている。
ストリートビューでは上国寺と上ノ国八幡宮の間にある細い道を通って勝山館に向かっていく。この細い道は車が通れず歩いていくしかない道なのだが、なぜかストリートビューのデータがあった。道の入口には「勝山小学校跡」の碑がある。また、近くには旧笹浪家住宅がある。今Googleマップで見ると「臨時休業」となっているが、冬の間は公開していないということのようだ。ストリートビューでは「公開終了」となっているが、これは2024年10月のデータなので単に時間があっていなかったということか。勝山館への道のデータは2018年6月となっている。最初のうちはしっかりとした石段になっているが、だんだん石の足場がある山道という様相になっていく。それほど距離を経ずに開けた場所に出る。これが勝山館の敷地ということになる。案内板などがありけっこう整備されている。いちばん上にはガイダンス施設があり駐車場が併設されている。一般的にはここまで車で来て歩いて勝山館を見学するのであろう。ガイダンス施設の前にはおばさんがいた。
来訪者を呼べるだけの整備がされていることはわかったが、まず上ノ国が遠いし、上ノ国の市街地からも距離がある場所なので、実際に行くかとなると行かない可能性が高そう。


GSV107.与那国島(沖縄県与那国町)

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与那国は2009年に行っている。そのときはもう一回行きたいと思っていたが、他に行くところもあるとなると、結局行かずに終わるか。
ストリートビューでは日本最西端の集落久部良から日本最西端の西崎に向かって行く。「はいどなん」という宿があるが、ここが私が泊まった宿である。港の近くに久部良のバス停がある。私が行ったときもあえて空港からバス(実際はワゴン車)に乗って久部良まで来た。このバス停がある場所は当時と変わっている。以前は民家の塀の前だった。ただバス停の形は変わっておらず、何なら時刻も変わっていない。字の形からしても15年前に私が見たものと全く同じものであろう。少し進むとダイビング姿の男性の小団体がピースをしている。ただ、顔はぼかされている。その先にはフェリーターミナルがあるが、一日一往復だけなので簡素なものである。ここから西崎の間は基本的に何もない。西崎の駐車場には車とバイクが停まっており、人が一人いた。ストリートビューは車で入れるところまでのデータしかないが、360°写真では崎からの風景や最西端之地の碑が見られる。


GSV106.硫黄島(鹿児島県三島村)

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硫黄島は三島ある三島村の中での真ん中の島である。
ストリートビューではフェリーみしまが着く港から平家城展望台に向かっていく。港には待合室や島cafeなどがある。近くに商店もあるが閉まっていた。学校は小中一貫の義務教育学校がある。港の付近は住宅がけっこうあるが北に進んでいくと住宅は少なくなる。そして道が細い。車一台通るのがやっとくらいだ。要所要所の距離が書かれた行き先表示板がある。急な坂はないが、展望台に近づくと下り坂になっていく。帰りは上るということである。この手前あたりから右手にごつい山が見えてくる。平家城展望台の手前には一応車が停められるスペースがあった。展望台には階段を上っていく。小さい人の形をした石碑があり、これが俊寛上演記念碑のようだ。平安時代の僧俊寛は「鬼界ヶ島」に流されており、諸説があるが硫黄島説が有力のようだ。展望台の近くには穴ノ浜温泉やウタン浜温泉などの野湯もある。