路眺一覧

GSV091.尾小屋(石川県小松市)

尾小屋はかつては尾小屋鉱山があり、その周辺人口は5000人もなり、劇場、映画館もあったというが、1971年には鉱山が完全に閉山し、小松から尾小屋を結んでいた尾小屋鉄道も1977年に廃止になっている。鉄道廃止後は代替バスが通っていたが、2022年11月にそのバスも廃止。今ではデマンドタクシーが運行している。
ストリートビューでは、尾小屋駅からあった場所から尾小屋鉱山跡に向かっていく。国道416号線と県道160号線の交点あたりに駅があったとのことである。駅跡は今では空き地になっている。またこのあたりにバスが停まっている。小松バスの小松駅・市民病院行きである。進んで行くと住宅がある。一応はバスが最近まで運行していただけの集落らしさは感じる。細い道路に入り、米穀店があるが、この当時でも既に廃業していたか。かつては繁華な街だったのだろうが、今では住宅が数軒ある程度である。更に進んで鉱山跡の前にはポッポ電車展示館がある。尾小屋鉄道の車輌を展示している。鉱山跡は現在は尾小屋鉱山資料館となっている。また、その奥には大倉岳高原スキー場がある。


GSV090.粟島(新潟県粟島浦村)

粟島もいつかは行くであろう場所であるが、まだ行ったことはない。船のダイヤ上日帰りするなら7、8月に行かなくてはならない。基本的に粟島の人が村上方面に日帰りできるようなダイヤになっている。
ストリートビューでは、船が出る内浦港を起点に島を一周する。一周するとだいたい20Kmくらいである。レンタサイクルを借りるのであれば、高くなるものの電動付きがほしいところだ。港の近くにおと姫の湯という施設がある。元々は温泉だったようだが、今は機械の故障で沸かし湯とのことだ。北に進んで鳥崎展望台が島の北端となる。ここから南に進んでいくと八ツ鉢展望台がある。ここにはコミュニティバスのバス停がある。季節運行の観光ルートということで1日1往復している。その先には仏崎展望台がある。要は展望台だらけだ。更に進んで県道に合流し、下に下っていく。下っていくと第二の集落である釜谷集落に入る。食堂とおみやげ屋が目立つ。集落を過ぎて島の南側に行く。こちらにも展望台がある。自動車は通れなさそうな道ではある。このあたりがいちばん長く海に近づいている。キャンプ場もあり、小さい小屋がいくつか建っている。そして、内浦の集落に戻ってくる。ここまでの道中からすると大都会に来たようである。家いっぱいあるし。


GSV089.利島(東京都利島村)

利島村は東京都でいちばん面積が小さい市町村である。独立した村である以上、いつかは行く候補にはなっているが、青ヶ島ほどではないものの、なかなか行きにくい。
ストリートビューでは、港を起点に利島を一周する。港に黄色い建物があり、これが船の待合所になっている。そこから集落に行くには坂を上っていかなくてはならない。とにかく港は海に面しているわけだから低いところにあるわけで、そこからはどこに行くにも上り坂である。集落といっても、住宅が密集しているわけではなく、なんとなくこのあたりは家が多い、というレベルだ。店もいちばん大きいのは農協で、そこもストリートビューで見た感じだとだいぶ小さい。集落を離れた一周道路を南下する。きれいに一周ではなく、曲がりくねっている。宮塚山の外周を行くことになる。ウスイゴウ園地はストリートビューではわかりづらいが、見晴らしの良さそうば場所だ。南ケ山園地は利島最南で、海の向こうに島が見える。鵜渡根島と新島だろうか。西側の道からはわりとはっきり海が見える。再び集落に戻り、ヘリポートに寄ってみる。ヘリポートは大島からの定期便が一日一往復出ている。プレハブの小屋があり、あの場で受付等をするのだろう。


GSV089.日光東照宮(栃木県日光市)

なんだかんだで日光東照宮には行ったことがない。かなり近くまでは行ったことがあるのだが。
ストリートビューでは、神橋から日光東照宮に向かっていく。神橋は見たことがある。石段を登って東照宮の手前に輪王寺がある。「東照宮拝観券はここでは買えません」と書いてある。ここまで来たのであればここも拝観するのが筋なのだろうなと思う。奥に進むと東照宮拝観券受付がある。ここから先はお金を払わないと入れないが、ストリートビューでは入ることができる。神厩舎に彫られているのが三猿で、見ざる言わざる聞かざるであるが、普通の猿も彫られている。少し進むと陽明門だが、こちらは工事中だった。門をくぐると御本社となる。一般的な神社の本殿にあたる部分だ。右奥にあるのが眠り猫だが、ここに入るための受付が更にあった。眠り猫は頭上と書かれたわかりやすい看板があるが、ストリートビューだと屋内の上の方ということもあって、若干わかりづらくなっている。やはりこれは実際見に行かないといけないということか。


GSV088.松川浦(福島県相馬市)

松川浦は東日本大震災の影響を大きく受けていて、ストリートビューのデータも東側のデータが完全にないし、南東側も工事中になっている。
ストリートビューでは、松川浦大橋から文字島のほうに向かっていく。橋は象徴的なオブジェクトであるが、それから離れて道を進むと普通の港町である。ガソリンスタンドに「観光案内」と書かれた看板が掲げられていて、観光地であることはわかる。松川浦環境公園に立ち寄る。浦に近いほうは工事中でトラックに道が停まっていたり、人間しか歩けないような道のデータもある。そこからしばらくは浦から離れた場所に道があるが、先に進むと「立入禁止」「全面通行止」と書かれた看板がある脇道がある。それは2017年のデータだが、脇道は2013年のデータがあった。ずっと進んで行くと、また2017年に戻った。後ろを振り返るとやはり通行止めになっている。砂利道なので舗装工事をしていたのだろうか。このあたりは宇多川沿いを進むことになる。松川浦にぶつかるあたりで日帰り入浴もできる旅館がある。温泉ではない模様。このあたりから文字島が見えてくる。大震災後の作られであろうコンクリートの護岸はあるが、このあたりが松川浦の中ではいちばん風光明媚な場所と言えるのではないだろうか。


GSV087.タウシュベツ川橋梁跡(北海道上士幌町)

1987年に廃止になった国鉄士幌線が1955年に糠平ダムが建設のためルートが変更になり、その際にダム湖の中に取り残されたのがタウシュベツ川橋梁跡となり、今は観光スポットとなっている。公共交通機関で行くのは行けないことはないがかなり難しいので、行くことはなさそうだ。
ストリートビューには、個人ユーザーがアップしたタウシュベツ川橋梁跡のデータがある。2019年7月なので夏の景色だ。見た感じ朽ち果てた橋だ。この上に列車が走っていたとは信じがたいが、なんせ60年以上前のことなので、それくらい年が経つとそうなるということなのだろう。人は十数人くらいいる。湖の水位によって見えたり見えなかったりするとのことだが、ストリートビューでは、湖面が見えていて下が歩けるようになっていて、実際に行く分には近くまで行けていいが、やはり景色として映えるのは橋梁跡が見える程度で下は水が張ってあるくらいの水位だろうか。


Googleストリートビュー企画と新企画二種

Googleストリートビュー企画は今年で三年目だが、今年以降は月に一回の更新とする。
また、今年から新企画を行う。一つ目は吉田初三郎鳥瞰図データベースに掲載されている鳥瞰図に言及する企画。二つ目は私が2008年から2010年にかけて行った路線バスで関東一周の旅を今行うとするとどうなるか、を検証する企画。合わせて三つの企画を月に一回づつ、だいたい10日、20日、30日頃に更新していく。


GSV086.渡名喜島(沖縄県渡名喜村)

渡名喜村は事実上渡名喜島の一島一村(無人島の入砂島はあり)である。やがては行くだろうが、やはり具体的に行く目処は立っていない。
ストリートビューでは、渡名喜港から島の南側に向かっていく。役場は港の近くにある。島の集落内の道路はかなり細い。海沿いの南に進む道路はわりと一般的な広さである。が、進んでいくと細くなる。ずっと進んでいくと行き止まりになり、神の宿る岩があるが、どう神が宿っているのかはわからず。手前で左折すると大本田展望台に至るが、ここまではストリートビューのデータはない。どうも歩いてデータを取っているようなので、坂を上って展望台までは行かなかったのだろう。
渡名喜島も古い資料だとエコカーのレンタルがあったり、レンタカーがあったりという情報もあるが、今はレンタサイクルのみがあるようだ。冬期以外の金曜日のみ那覇からの日帰りが可能で4時間半ほど滞在できるので、それを狙って行くのがいいか。


GSV085.中之島(鹿児島県十島村)

十島村もいずれ行くであろう場所ではあるが、今のところは予定がまったくない。十島村は七つの有人島があるが、その中でも最大の中之島は島の道路をほぼ網羅したストリートビューのデータが存在している。
ストリートビューでは、港から島の中心部を通って中之島灯台に向かっていく。港はわりと殺風景で、待合所のような建物もないようだ。海沿いの細い道を進んでいくと中之島出張所がある。もう少し進むと中之島案内図の看板があり、人家もまとまってあるエリアになる。ここが中之島の中心となるか。なお少し外れたところには小中学校があるが、十島村の全ての有人島には小中学校がある。海沿いから離れると上り坂を進むことになる。その坂もかなり蛇行している。坂を登り切ったところにあるのが十島村歴史民俗資料館である。要予約ということで人がいないと開けないのだろうが、そういう文化施設もある。向かいはトカラ馬牧場だが、馬の姿は見えなかった。このあたりは日の出地区でかつては分校もあったとのこと。ここから七ツ山海岸のほうに向かっていくことになるが、更に道が細くなる。その細い道を工事している。その果てにあるのがヤルセ牧場だが、Google Mapでは「臨時休業」となっている。牧場の向こうに灯台があるのだが、ストリートビュー上では見えない。


GSV084.青島(宮崎県宮崎市)

青島は宮崎県内の中でも伝統的な観光地であると思うが、行ったことはない。日南線で素通りすること数回である。
ストリートビューでは、JR青島駅から青島に向かっていく。駅前にはうどんの店がある。あと、宿の案内所の建物があるが今は営業していない模様。他にこれと言ったものはない。青島駅前通りは歩道広めで観光気分が出るが、この道を通って青島に行こうとすると県道を横切るのに歩道橋を渡る羽目になる模様。そうなると駅前通りは通らずに別の道に行って横断歩道で県道を渡るルートを行ったほうがよさそうである。青島参道商店街に入ると、基本的には車両通行禁止になっているようだ。ストリートビューでは、BLUE ISLAND RESORTなるものが工事中だが、今は出来上がっているようだ。少し進むと右手に植物園があるが、更に進むと、海、そして橋がある。これが弥生橋で青島に通じている。その青島に鎮座しているのが青島神社になる。