Livedoorの実際

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http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/07/news066.html

Livedoorの全てが虚業とは思わないが、実際に同社で大きくお金が動いていた部分は、企業合併による事業拡大といった、情報技術とは直接関係しない部分だったと思われ、そういう部分に焦点が当たっていることはある意味必然的である。堀江社長が細かい技術面よりも、ダイナミズムなマネーゲームに魅せられたのが、悲劇の始まりだったのかもしれない。

Livedoorを持ち上げていたメディアも無知だったし、Livedoorをを叩いているメディアも無知。よくわかっているのは現場の人間。まあ、中にはわかっていない人もいるだろうけど。技術者は自分たちの技術で正しい結果を出していなければならない。それが仕事。

ところで、この記事を書いている岡田有花記者は、出始めはなんかイロモノっぽい感じがしたけど、最近は情報技術と社会と人間、といった視点で記事を書かせれば右に出る者はいない、というくらいになっている。文中へのインタビュー内容の挟み方に特徴があって、これが良さを引き出している。