社民党の非現実路線

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060213ia01.htm

自衛隊は違憲状態?まあいい。小選挙区制導入は正しくない?まあいい。名誉党首?まあいい。大いにつっこみたいところは、「次期参院選で比例票500万、7議席以上獲得」というところ。それは無理だろう。共産党だって比例で500万票はとっていない。まあ、投票率が異常に高ければ票はのびるだろうけど。また、社民党が選挙区で議席をとるとしたら、社民系の候補者を民主党との統一候補として担ぐ(前回の新潟みたいに、あれは衆院選とのバーターだったっけ)しかないと思うのだが、民主党との差別化を明確にした以上、選挙協力は進まないと思われる。社共推薦で無所属候補を立てるというのは、多分共産党に断られる。読売新聞元記事の「改選は比例選3議席」と書いてあるのは、暗に倍増以上は無理、と言いたいのかな。

ちなみに私は社民党を全否定しているわけではない。在日米軍の規模縮小はすべきだと思うし。在日米軍の規模を縮小して、その分、自衛隊に防衛に特化した軍隊としての役割を担わせる、というのが、素人なりの私の考え。