茨城日帰り

寝ないで茨城に行く。

寝ていないので、眠い。浦和から宇都宮線に乗って、大宮までは意識があったけど、次は古河で、その次が間々田だった。次の小山で降りるので、起きておく。小山からは水戸線に乗る。ここも、結城、下館、岩瀬、という感じだった。岩瀬でワンテンポ遅れてでも下車できたのが奇跡だ。小山から岩瀬までは35分ほどだが、5分ほどに感じた。水戸線に新車が入っていた。

岩瀬からはバスに乗る。筑波鉄道の跡をたどってみたくなったというのがその意図。時間があったので、岩瀬の街を歩く。桜川市になっているが、それほど市らしくない。「岩瀬駅」というバス停からバスに乗るが、岩瀬駅の駅前広場にバスが着くのではなく、駅から少し離れた場所にバス停がある。「駅入口」くらいの位置だ。急行つくばセンター行きに乗り、筑波山口まで乗る。道中は石材店が多かった。つくばセンターに行くと思われる人がけっこう乗っている。筑波山口は旧筑波駅。時間がなかったのでよくは見られなかったが、ホームの跡が残っていた。ここから土浦駅行きのバスに乗る。ノンステップバスなのだが、後のほうの座席への段差が多く、足を置くところもやけに狭いという、変なバスだった。旧筑波町の中心部である北条を経由するが、岩瀬よりもよっぽど「街」ぽかった。

土浦に着いて、内原という街に行く。ここも駅前は典型的な地方の駅、といった趣だが、降りる人は多く、皆同じ場所へ向かって歩いていく。大型の郊外型店舗はあるわけだが、わざわざJRに乗っても訪れる人も少なくないということで、商圏人口はかなり多いということが言える。