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織田信長家臣団について書かれた書。信長が天下統一に近づく原動力になった配下の武将の役割を時系列で、信用に足る史料から真実に近いと思われる内容をまとめている。
塙直政がここまで大きな役割を持っていたとは初めて知った。逆に丹羽長秀は一国を任せられる程度の武将であると書かれている。確かに、丹羽長秀が100万石を超える所領を得たのは秀吉の時代になってからだ。信長に評価された武将、評価されなかった武将の浮沈がよくわかった。
- 作者: 谷口克広
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 新書
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