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一時期、駅構内に巨人の星(なぜか)のキャラクターを使ったオフピーク通勤をプッシュするポスターが貼られていたときがあったが、最近ではオフピーク通勤をすすめるような活動が行われていないように思う。
私もオフピーク通勤を殊更すすめる価値はないと思っている。二つ理由があって、一つ目は多少時間をずらしたところで快適な通勤は難しいということ。朝早い電車からけっこう混んでいる。本当に快適な通勤をするのであれば、始発電車に乗らなければいけないくらいだ。当然それだけ早く起きなければならないし、勤務地に着いても時間を持てあますということになるだろう。遅い時間の電車に乗ると遅刻になる。二つ目はフレックスタイムを廃止にする企業が増えているということ。午前10時から午後3時までがコアタイム、という企業であれば午前10時ぎりぎりに職場に着く人がけっこう多い(私にもそういう時期があった)。この時間だと快適とまではいかないまでも、電車はピークに比べれば空いている。しかし、午前10時という遅い時間から働き始めるのはけしからん、ということからなのか、フレックスタイムは廃止になる傾向にある。定時は午前9時だったり、8時半だったりするが、10時という会社はあまりないと思う。そうなると、遅い時間の通勤は難しく、早い時間に通勤しなければならない。一つ目の問題につながる。
そういうことで、オフピーク通勤推進は頓挫してしまったのか。個人的には、学生の通学時間をもっと遅くにずらしてくれないかなと思う。1限の開始時間を10時にするとか。そういえば、今日、安い通学定期で乗っている高校生が、私も含めて立っている人がいる中で、一目散に優先座席に座っていくのを見かけた。私はぎゅうぎゅうで座るくらいだったら、ゆうゆうと立っていったほうがいいので座りたかったわけではないけど。