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埼玉新聞に新座市長選に関する展望記事が載っていた。
http://www.saitama-np.co.jp/news07/03/05x.html
けっこう踏み込んだ内容の記事である。要約すると、
- 現職の須田健治市長は自民党、公明党の推薦を受け、保守系議員の協力を得て着実に地盤を固めている有利な状況
- 須田氏は自ら駅頭に立っており、陣営も「無投票だった前回選挙から時間がたっており、甘い選挙はない」と手綱を引き締めている
- 田中幸弘元市議は民主党に推薦を申請したが支援どまり、民主党は実質的に自主投票
- 田中氏は「刷新の会」五人のうち三人と別の無所属議員一人(要するに四人の市議)の応援を受けている
- 田中氏と共産党で連携する話もあったが、決裂した
- 保坂フミ子元市議は共産党の推薦を受けている
- 大島素美子氏は独自路線
- 投票率はよくて33%くらいでは?
田中氏と共産党で連携を模索していた動きがあったのは知らなかった。そういう話は表になっていなかったと思うのだが、裏ではいろいろとやっていたのね。まあ、やっているか。新聞社は取材しているからそう書けるのだろう。やはり、個人ブログの内容はたかがしれている、というよりも、そういうフィールドで勝負してはいけないなと思った。
田中氏を応援している市議について具体的な名前は書いていないけど、インターネットで表になっている情報などから類推することはできる。逆に言うと、「刷新の会」五人のうち二人は応援していないということになる。中立なのか他陣営の支援にまわったのかはわからないけど。民主党は結局推薦を出さないらしい。なんかねじれている。あと、須田市長が「保守系議員の協力を得て着実に地盤を固めている」とあるけど、保守系会派の政和会に所属しているのは七人しかいない。公明党が同じく七人、共産党は六人。
*今までこの種の記事は[新座志木]と[政治]のカテゴリにしていたのを、[新座市政]というカテゴリで書くことにしました。順次移行していきます