2008年07月一覧


週末日記-長野県

昨日、今日と用事があって長野県に行っていた

朝霞台駅で早川忠孝衆議院議員が一人でおはようございますをしていた。通りかかった人のうちどれくらいが現職国会議員がそこにいると認識しているのだろう。

北朝霞から大宮までホリデー快速むさしの号に乗る。北朝霞の次は大宮という列車。この列車の存在は駅の時刻表に載っていない。隠しアイテムみたいな列車だ。中央本線の普通列車と同じ車両で6両編成。北朝霞から乗る人はそれほどいなかったが、既に乗っている人は多かった。

長野新幹線に乗る。それほど混んでいなかった。大宮の次は上田、長野にしか停まらないからか。軽井沢、佐久平はけっこう利用客が多いし。

帰りは午前中に帰ってきた。やはり長野新幹線に乗ってきた。上田で乗る人もそれなりに多かったが、軽井沢で乗る人が多い。


加藤紘一衆議院議員の発言について

加藤紘一衆議院議員が「拉致被害者を返すべきだった」と発言していろいろ議論になっているようだが、加藤氏のホームページでは、発言の一部分だけが報道されてるとして、前後の文脈を知っていただきたいと、長いやりとりを載せている。

要するに、返すという約束で日本に帰ってきたのだから約束は守るべきだ、約束を守らなかったから拉致問題が解決していない、という考えのようだが、北朝鮮という国を考えると、まともな外交テクニックで解決できるはずがない。そもそも、5人の拉致被害者が帰ってきたこと自体、多額の援助があってのことで私は評価していない。私だけでなく、皆さんが好きな(私はあまり好きではないけど)櫻井よし子氏も、今調べて知ったのだけど批判的に意見を残している。北朝鮮はおそらく拉致被害者が日本から帰ってきても帰ってこなくてもどちらでもよかったと考えていたのではないか。どっちに転んでもメリットがあるシナリオを描いていたのだと思う。それは結局、終始北朝鮮主導でこの問題が動いているからに他ならない。すなわち、返すべきだった、返さないべきだったを論じても、解決に結びつくことはないと思うのだが、少なくとも5人の拉致被害者が帰ってきたことは、本人とその家族にとっては喜ばしいことには違いない。それを「返すべきだった」と言ってしまっては、やはり関係者が怒るのも無理はないかなと思う。

ただ、ここぞとばかりに加藤叩きをする人には同調できない。北朝鮮性善説をとるのであれば、「返すべきだった」という発言をすることは理解できる。そこは認識の違いなのだけど、意見の違いを一切認めないというのは危険な考えだ。

あと、選挙民の責任を問う意見もあがっているが、次期衆院選の山形3区は加藤紘一vs社民党の誰かの一騎打ちの可能性が高く、そうなると今回の加藤発言を批判的に思っても選びようがないではないか。そのあたりは選挙区事情を理解してほしいと思った。せめて斎藤淳元衆議院議員がいるときになんとかなればねぇ。選挙に話を向けるのであれば、公認する自民党の責任を問うか、反加藤勢力が誰が立候補するかのどちらかの動きがあるべきだと思うけど。


宇都宮のLRT導入雑感

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20080607ddlk09040064000c.html

宇都宮市長選挙にLRT導入反対の人が出馬するというニュースを見て、宇都宮でLRTを導入するという話があることは知っていたが、選挙の焦点になるくらいまで話が進んでいることは知らず、少し調べてみたら毎日新聞のLRT導入賛成派と反対派の意見が載っていた。

賛成派は導入の理由を「環境に優しい」「ネットワークができる」「コンパクトシティー」「清原工業団地までのアクセスを良くする」といろいろとつけている。実際のところ「宇都宮に特徴がほしい」という本音なのではないか思っているのだが、どうだろう。反対派は金の問題を挙げている。あと計画の妥当性にも疑問があるようだ。

「1日の利用者を3万2900人と試算しているが、そんなに需要があるのか。」という意見が書いてあったので、調べたみたのだが、読売新聞の記事によると、32900人というのは採算ラインで一日の利用者数見込みは44900人としている。この数字は宇都宮市が出している資料ともあっている。元々、採算ラインは50000人だったのだが国が新たな補助制度を打ち出したので32900人に下がった、らしいが単なる数あわせのような気もする。バスの県全体での利用者が一日56000人なのに、LRTだけで32900人乗るのかという声も記事に紹介されている。ちなみに成功したと言われている富山ライトレールの一日の利用者数は5000人台、札幌市電の一日の利用者数が20000人台前半。最近開通した日暮里・舎人ライナーの一日の利用者数が40000人らしい。距離や他事情があるから他とは単純に比較できないが、宇都宮のLRTについては44900人はもちろん、32900人という数字も難しいと思う。

公共交通の新規事業は成功するケースがわりと多いものの、桃花台交通みたいに失敗するケースもある。宇都宮のLRT事業も現状では失敗しそうな雰囲気を醸し出しているように感じた。だいたい、過剰なまでに期待感を煽るような事業は失敗するケースが多いように思う。


今日の市長選(080711)

朝、志木駅南口。田中幸弘候補の陣営が活動をしていた。田中候補本人もいて、中村和平市議も青いTシャツ姿で活動していた。他の活動員も青いTシャツを着ている人が多かった。ちょうど8時頃に通りかかったのだが、ちょうど8時になったくらいのタイミングでマイクからの女性の声が聞こえてきた。

夜、志木駅南口。田中幸弘候補の陣営が活動をしていた。今度はちょうど20時頃に通りかかっていて、マイクを使っていたので、20時ちょうどにやめると思ったのだが、やめない。20時を少し回ったところでやめた。マイクを使った活動は20時までということになっているが、20時00分00秒までということではなく、20時00分59秒までということなのか。夜は知っている顔は田中候補のみだった。活動は引き続き続けるようだった。


今日の市長選(080710)

朝、志木駅南口。須田陣営と保坂陣営が入り乱れていた。先に来たのは保坂陣営のようで、保坂候補がエスカレーターの脇で配布物を配っていた。須田候補は東武不動産の前のケンタッキーフライドチキンに近いところにいた。今日は手袋をしていなかった。あと、保坂候補の近くに小野大輔市議、少し離れた場所に朝賀市議がいた。あと、誰だか失念してしまったが公明党の市議もいた。他に各陣営が活動員が何人かいた。


今日の市長選(080709)

朝、志木駅南口。須田健治候補が活動していた。いつも同じスタイルの須田候補だったが、今日はひと味違う。白い手袋をはめていた。他はいつもと同じである。活動員の人が何人かと、公明党の川上政則市議と白井忠雄市議がいた。


冨原亮道議がサミット反対のデモ行進に憤る

http://www.tomihara-akira.mobi/wp/?p=73

冨原亮道議について私は存じ上げないのだが、この記事についてははてなブックマークで知った。右から左まで全ての活動家を敵に回すような文章だな。

要するに、タクシーに乗っていたらデモ行進が原因の渋滞に巻き込まれたので、頭にきて書いたのだろうと思うけど、「民衆は大人しくしていろ、主張するな」と言わんばかりだ。目立つことをやるのは目的ではなく手段なわけで、それをはき違えて解釈しているため、「暴走族」とか「学校祭や学園祭のパレード」とか「よさこい」とか、そういう単語が出てくる素敵な文章になっている。最後に「若人諸君間違えないでください。選挙遊説や街頭演説は別物ですから。」と書いてあるのは、「あなたの政治活動も同類だろう」というつっこみの対策なのだろうが、閑静な住宅地に選挙カーが入り込んで名前+αを大音量で連呼する選挙活動はデモ行進以下の行動と考えることもできる。だいたい「別物」とする意味も根拠も書いてない。デモ行進は自分の主義主張を荒っぽいながらも訴えていく行動だけど、選挙遊説や街頭演説は地位を保つための就職活動の一環ですよ、という意味で「別物」と書いたのかな。

忙しい中、時間もかけず書いた文章を相手に激しく批判する気もなれないが、そういう文章だからこそ普段思っている心の奥の本音が出ていると考えることができるのかもしれない。私みたいに名誉も地位もない人間でもそれなりに考えて文章を公開しているが、公職についている人はそれ以上に考えて公開すべきだろう。


今日の市長選(080708)

朝、志木駅南口。保坂フミ子候補が何人かの人たちと活動をしていた。朝賀英義市議もいた。共産党らしく高齢の方が多かった。

「元気の出るまちづくり」と書かれたポスターが街に貼ってあって、最初は市長選とは関係のないポスターだと思っていたのだが、これは須田健治候補のキャッチフレーズだった。名前が書いていないのでわからなかった。街に貼るポスターには名前を書いてはいけないという決まりでもあるのだろうか。


今日の市長選(080707)

朝、志木駅南口。田中幸弘候補が数人の人たちとともに活動をしていた。「もうほっとけない!」と書かれた旗を持っている人がいた。

夜、志木駅南口。やはり、田中幸弘候補が数人の人たちとともに活動をしていた。「もうほっとけない!」と書かれた旗を持っている人がいたのは朝と同じ。20時前ということで、田中氏本人がマイクを使って話をしていた。「もうほっとけないの田中です。」と言っていた。

昨日、告示されて選挙ポスター掲示板には須田健治、保坂フミ子、田中幸弘各候補のポスターが貼ってある。もう一人の候補、大島素美子氏は、本人のブログによると「エコの視点から」ポスターは貼らないとのこと。

田中氏といえば、田中なおこなる謎の女性とのツーショットポスターが貼ってあったのだが、今現在ではそれに取って代わって、マニフェストの項目が書かれたポスターが貼ってある。しかし、そこに候補者名が書かれていない。使っている色とキャッチフレーズで判断することになる。