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http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY200808010274.html
良く言えば実績がある人を揃えた、悪く言えば新鮮味のない内閣だ。
谷垣禎一国交相の横滑りがなんだかなぁ、と思う。谷垣さんは自分はいいから子分を何とかしてくれ、とか言わないのかな。国交相と言えば、扇→石原→北側→冬柴と歴任してきたので、自民党的には重要ポストではないのかもしれないが。あと、公明党一枠は環境相に。国交相と比べると環境相は重要度が下がったように思う。
参議院自民党は矢野哲朗、吉村賢太郎の両氏の入閣を求めたというが、全然違う結果に。林芳正防衛相はともかく、中山恭子少子化拉致問題担当相は参院枠とは言えないだろう。矢野哲朗氏はいい加減入閣をあきらめたほうがいいね。
福田首相は「安心実現内閣」と名付けたが(はっきり言ってこの根拠はよくわからないが)、私が名前を付けるなら「B級アーティストのベストアルバム内閣」となる。そこそこ有名な曲がけっこう入っている、その中には懐かしい(古い)曲もある、でもミリオンセラーになったような曲は入っていない(そもそもそのアーティストはミリオンセラーは出していない)、ベストアルバムと言いながら新曲も何曲か入っている、そんな感じ。
どちらかというと、党四役のほうが刺激的。麻生幹事長で古賀選対委員長は大丈夫か。確かに選挙もしないで選対委員長を辞めるわけにはいかないと思うが。麻生氏は選対委員長を前のとおりに幹事長の下に置くように要望したが、福田総裁が断ったらしい。麻生氏の言うことはもっともだが、古賀氏がはい降りますとは言わないだろう。あと郵政造反組の保利耕輔政調会長とか。野田聖子氏入閣もそうだけど、すっかり元の鞘に収まりつつある。