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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080901-OYT1T00613.htm
唐突で驚いた。大臣を変えてまもないだけに。何のための内閣改造だったのかと思う。安倍首相の場合は体調の問題もあったので理があると言える面もあったものの、今回はそういうのもなさそう。
麻生禅譲という流れになるかと思いきや、普通に総裁選をやって総裁を決めるらしい。民主党の代表選無投票を批判した以上はやらざるを得ないだろうけど。小池、野田という名前も出ているが、本当に現実的なのかという気はする。出来レースを隠すための名前ではないかとも思ったり。麻生太郎という政治家は若干の魅力があるとはいえ、それほど高い能力を持っているとは思っていない。ただ、一応切り札扱いなので、切り札を切らないで負けるのであれば、切って負けたほうがいいとは思う。自民党的には小泉再登板というのが上策ではないかと思うが、党内に小泉改革を否定する流れもあるし、何より本人のやる気がなさそうなので難しいか。
しかし、これで改革クラブの話題が吹き飛びそう。産経新聞の記事によると、衆議院議員を改革クラブに引き込むと大江康弘議員は言っているが、衆議院議員が選挙を前にして小政党に入るわけがない。改革クラブを経由して自民党に入れるなら別だが、自民党側も空いている席がほとんどない。自民現職との公認争いをしなければならず、現実的にはあり得ない。そういうわけで改革クラブに入るメリットが全くない。この発言って、参議院議員を引き込む見通しが立っていない、ということなのかな。誤算続きで涙目になっていそう。