北越の旅3日目

十日町では、宮脇俊三さんの本に出てきた旅館が前身だと思われるホテルに泊まったのだが、おすすめできるか、おすすめできないか、と聞かれたら、後者の判断を下さざるを得ない。電話で予約したときからやばい感はあったのだけど、宮脇さんのいくつかの本の中でも、電話の対応は素っ気ないが実際に行ってみると愛想よく対応してくれた、みたいな例がいくつも書かれていたのでそういう期待をしたのだが、そうではなかった。独立系のホテルは当たり外れが大きくて、最近は当たりが多かったのだけど、そればかりというわけにもいかない。だから、どうしても均質なチェーンのホテルを選んでしまう。

昨日の夕方から今日の午前中くらいまで十日町市に滞在していたのだが、よい部分と悪い部分の振れ幅があって、総じて疲れた。

帰りは越後湯沢まで出て新幹線で帰った。大宮から埼京線~武蔵浦和~武蔵野線で帰ろうして、大宮でまもなく発車する列車に乗ったら、それは川越行きだった。仕方がないので、川越まわりで帰ることにする。疲れているな。早めに帰る日程でよかった。もっとも、武蔵野線はダイヤが乱れていたようだが。