2009年早川忠孝の乱

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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090211ddm005010114000c.html

次(2)期選(00)挙が苦(9)しい早川忠孝の乱、と覚えましょう。試験には出ません。

早川忠孝法務政務官が政務官の職を辞任することを表明したものの、すぐさま撤回という騒動があった。その流れで政界再編や新党設立にも言及している。個人的には政務官辞任よりも、新党設立に言及したほうが、自民党を出ていくということになり反党的行為につながるから責任が重いと思うのだが、この点についてはおとがめなしだった。あまり深く責任を追及すると、自民党の衰退ぶりがより浮き彫りになるからか。

結局、次期総選挙に集中したいがための騒動と解釈されてしまっているが、これは本人にとって不本意ではないだろうか。ただ、そういう評価に結びつく行動をとったわけだから仕方がない。新党設立といっても、本人にそのような求心力はない以上、渡辺喜美氏あたりと連携するのかと思ったが、結局話が終わってしまった。もしくは清和会の一部でそういう話が水面下で進んでいるのか。騒動になってしまったからその話があったのならば沙汰やみになっただろうが。

もっとも、埼玉4区は対する民主党候補もそんなに大物ではないから、この騒動が致命傷にはならないとは思う。ドングリの背比べになっている埼玉4区に、知名度が高い候補者が無所属で立候補すれば、政党公認候補を差し置いて当選するのではないかとも思う。