小豆島+関西 1日目

昨夜、新宿から岡山行きの夜行バスに乗った。バスの乗り場は新宿明治安田生命ホールの前で、お笑いのライブがちょうど終わったようで、バスを待っている人とライブ帰りの人でごった返していた。ライブの客の99.9999%くらいが若い女性だった。男の人がでてきたと思ったら、芸人さんだった。にしいさんというらしい。バスを待っていた私の目の前でファンの人と交流をしていた。にしいさんは花粉症がひどいらしい。ただ、私はにしいさんのことは全く存じ上げません。

バスは岡山に20分くらい早く着いた。そのおかげで定時に着いたのでは乗れないバスに乗ることができた。新岡山港までバスで行って、そこから船に乗って小豆島土庄港に着く。土庄港はごま油のにおいがした。近くに工場があるのだ。ピェンローを作るときに大量のごま油を使うが、それのにおいだ。

小豆島に着いてからまずすべきことは、バスのフリー乗車券を買うこと。小豆島バスの公式サイトには載っていないのだが、そういうのがあるということはインターネットで調べて知っていた。現地でもらった小豆島バスの時刻表にはちゃんと書いている。その情報を転載すると、料金は1日券が1980円、2日券が2550円(小人は半額)。発売所は土庄港(島バス)、福田港(小豆島急行フェリー)、安田(瀬戸よ志)、草壁港(内海フェリー)。島バスは小豆島バスのことだ。土庄でしか売っていないと思っていないと思ったのだが、何カ所かで売っていた。

小豆島に来た主目的は尾崎放哉記念館に行くことである。ホテルに荷物を置いてすぐに行ってみる。普通、記念館と言ったら、受付の人がいたりするものだと思うものだが、いない。入館料210円らしいが払う相手がいない。入ってみたものの、これが全貌かどうかもわからない(全貌ではなかったみたい)。結局よくわからず、浄財箱に気持ちだけ入れておいた。まあ、それが尾崎放哉の記念館っぽいという気もする。近くには墓所があって、お彼岸で墓参の人が多かった。

あとは、バスに乗って坂手港方面に行ってみる。どこかでご飯を食べようと思っていたら、そうめんの文字が見えたので、安田で途中下車をする。小豆島バスのフリー乗車券も売っている瀬戸よ志という佃煮店では食事もとることができて、そこでそうめんと小豆島もろみ海苔のおむすびを食べた。小豆島っぽいものを食べられたからよかった。

坂手港まで行ってみるが、大阪行きの船が季節によって出ているだけなので、思った以上に寂しい場所だった。引き返してマルキン醤油記念館に行ってみる。ここは入館料210円だが、おみやげに醤油がもらえる。これを普通に買っても210円くらいすると思う。小規模ながらもけっこういい施設だった。しょうゆアイスを食べた。

時間もあったのでオリーブ公園にも行く。オリーブアイスも売っていたが、さすがに食べない。オリーブの木がたくさんあったが、やはり実がなっていないとどうもオリーブのらしさがよくわからない。