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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090407-OYT1T01011.htm
自民党の坂本剛二衆議院議員が核保有すべきだと述べ国連脱退にも言及したという。その後、「例え話をした」をしたと弁明しているが、巷にあふれているインターネット上の殺人予告だって、「例え話」で済むかと言えばそうではない。「小女子を焼き殺す」と書いて「”こうなご”だから無罪」と言うのにも似ている。北朝鮮に対抗して核保有をするというのは、友達がゲーム機もっているからボクも同じゲーム機が欲しい、と言っている子供みたいだ。北朝鮮が世界的に見て真っ当な国家ではないのに、同じ土俵で戦って、そのレベルまで堕ちていいものかと思う。
北朝鮮に対しては、我々の知らないところに対策案がとられていると思う、思いたい。少なくとも諜報活動くらいはしていると思うんだけど。そのことは一市民が知る必要もないし、坂本議員も知らないことなのではないか。ただ、ノリにしろ何にしろこういう発言をされると少なからず影響は出る可能性はあるわけだし、中山元国交大臣みたいな確信犯はどうしようもないにせよ、考えもなくこういう発言をするのは謹しむべきとは思う。福島5区は吉野正芳議員に差し替え、とかになってもいいかと思ったり。
今回のミサイル騒動で日本がとった行動は概ね妥当だったと思うが、道を間違えたり、誤報を流したりしたあたりは不安が残る。大丈夫か?社民党と共産党が非難決議に消極的なのは立場上やむを得ないのか。福島瑞穂社民党党首は「ミサイルではなくて人工衛星だったらどうなるのか」と言っていたが、もし、北朝鮮が人工衛星を日本国土にぶつけてきて攻撃したらどうするのだろう。「人工衛星だからしょうがない」とでも言うのだろうか。ミサイルでも人工衛星でも日本に危害が与えるものには対抗するのが筋だと思うのだが。