衆議院解散後の動向

Views: 14

今月21日、衆議院が解散した。”有識者”が解散に名前をつけているが、私がつけるなら「満身創痍解散」か。麻生首相も気の毒な部分がある。あれだけの支持を集めて自民党総裁になったのにも関わらず、人気に翳りが見られると、手のひらを返すように「麻生降ろし」にさらされた。党内基盤の弱さと、「盟友」と言われていた人たちが各々の理由で離れていったという所以だろうが、自民党各議員がもう少し本気で麻生首相を支えていたら、今の混迷もなかったような気がする。

各党の状況を記しておく。

自由民主党

この前、第一次公認候補を発表したが、未だに決まっていない選挙区がいくつかある。特に問題なのは、因縁の対決の福岡11区と、利敵行為をしているおっさんがごねている宮崎1区だろう。0を1にするよりも、2を1にするほうがはるかに難しい。あと、比例区の候補者は決めているが、順位は決めていない。比例単独候補の処遇も火種の一つである。おそらくだいたい下位に据えるのだろうけど。それを発表するのはぎりぎりだろう。

マニフェストもまだまとまっていないと言うし、戦う体制に入れていないように思う。「麻生降ろし」をめぐる攻防に力が向けられていたということか。投票日まであと1ヶ月あるので、それまでに体制を整えることができるかどうか、か。

野党連合

結局、民主党を核とした社会民主党、国民新党、新党日本が政権を目指す野党連合ということになるのか。新党日本は擁立候補の2人が落選すれば存在感は無くなるが、当選すればある程度の存在感は保たれるだろう。余計なことをしなければ勝てるとは思うが、そのあたり鳩山代表はやや不安である。

「第三極」

いわゆる平沼グループと、「渡辺新党」が「第三極」をにらんでいる。平沼グループは無所属で選挙を戦うことを決めている。組織を作るとなるとなかなかたいへんだし、この前発表された平沼グループのメンバーを見ると、バリバリの右寄りな人もいれば、ママチャリ活動の人もいて、あくまでも平沼赳夫を中心としたスター型のグループであり、それを政党化するのは難しいのだろう。逆に「渡辺新党」は、前職国会議員をなんとか5人集めて政党として組織することを目指しているようだが、どうなるか。両者、接触はしているようで、選挙前にくっつくことはないだろうが、選挙後はどうなるかわからない。

公明党

都議選では全勝した公明党だが、国政選挙では過去にもけっこう負けている。今回も取りこぼしがあるのではないか。選挙区で失った議席は取り戻せていないので、比例区頼みの政党になっていくのか。比例区も前回からの上積みは難しいように思う。よくて現状維持か。

日本共産党

「蚊帳の外」感が強い。議席が微減するかもしれない。とりあえず「蟹工船ブームで躍進!」というシナリオにならないことはわかっている。

幸福実現党

ここに来て候補者を取っ替え引っ替えしている。麻生首相とマンガ対決をするはずだった漫画家も「現在の政治状況を受け」比例東京ブロックから立候補することになった。他にもいくつ変わっている。このあたり、党の都合でも何とでもなるのだろう。他の党にはない特徴である。そして、大川隆法総裁も出馬を表明。比例東京ブロック1位である。比例東京ブロックでどれくらいの票を獲れるかであるが、先の都議選の結果から考えると、2000年の社会党(上田哲委員長のほう)くらいではないか。

改革クラブ

全然ホームページが更新されていない。生きているのだろうか。