幸福実現党が支援した候補の結果

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先の衆院選で、幸福実現党は小選挙区の全300選挙区で候補を擁立する予定だったが、「戦略的選挙支援」として、一部の選挙区で自民党、改革クラブの候補を応援した。その結果をまとめる。

選挙区 候補者 結果
北海道11区 中川昭一(自民) 落選
東京3区 石原宏高(自民) 落選
東京10区 小池百合子(自民) 比例復活当選
神奈川1区 松本純(自民) 比例復活当選
神奈川2区 菅義偉(自民) 当選
福井1区 稲田朋美(自民) 当選
岐阜5区 古屋圭司(自民) 比例復活当選
大阪17区 西村真悟(改革ク) 落選
山口4区 安倍晋三(自民) 当選
福岡7区 古賀誠(自民) 当選

菅義偉候補は500票差の辛勝だったので、幸福実現党効果があったかもしれない。他は特に影響なしか。小池百合子候補は逆効果だった?という見方もある。

幸福実現党は予想どおり1議席も獲得できなかったが、大川隆法総裁が立候補した比例近畿ブロックでは改革クラブを上回る票数を獲得している。幸福実現党がすごい、というよりも、改革クラブが駄目なのだろう。参院比例には和歌山に地盤がある議員がいるにも関わらずこの数字。政党要件も失って、これからどうするのか。

幸福の科学信者よりも幸福実現党の得票数は少ない、と述べていた。そもそも信者、という定義が曖昧である。宗教活動をほとんどしていない人でも名簿に載っていれば信者として計上されているかもしれないし。創価学会でも学会員の全員が全員公明党に投票するというわけではないらしい。熱心な信者は言われたところに投票するかもしれないが、さめた信者もいるだろう。

政治情報ライブラリも衆院選の結果を受けて更新をする。今月中にはドキュメントを、来月くらいにはデータベースを更新する予定。データベースは幸福実現党が多数候補を擁立してたいへんなことになっているが、実は候補者のデータエントリーは既に終わっている。