額賀氏の会長就任に伴い、津島派の呼称を「額賀派」にします

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090907/stt0909071734006-n1.htm

自民党も派閥を解消していかなければならないとか言っている時期にあえて、額賀福志郎元財務相が津島派を継ぎ、額賀派になった。前の総裁選には出られなかった挙げ句、衆院選では比例復活当選。求心力はないと言ってもいいと思うのだが、それでも会長になるのは担ぎやすいからだろうか。確かに、ともに派閥の次世代リーダーと言われていた鈴木宗男、藤井孝男の両氏と違ってずっと自民党に残っているわけだけど、残っているというだけ、と思えなくもない。

総裁候補と言われている石破、鳩山の両氏は出戻りということがあるのだろうが、前の津島氏も出戻りだった。国民へアピールするのであれば前掲の両氏のほうがいいのだろうが、党内での人気はさほどないのかもしれない。石破氏も前回の総裁選での議員票は最下位である。

自民党の派閥はどうなっていくのか。選挙で新しい議員が落ちて古い議員が当選したという傾向にあるので、規模を小さくしながらも存続していくのかもしれない。額賀派はまだいいのだが、二階派に至っては国会議員三人だけである。三人で派閥はちょっとおかしいだろう。