2010年02月一覧

衆議院議員の比例定数削減シミュレーション

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最近は話題にならなくなったが、衆議院議員の比例定数を削減するというような話があった。具体的には現在の180を100に削減するという。国会議員の定数削減を安易に進めるべきではないとは思うが、名簿に名前を載せただけの人が国会議員になってしまうのもどうかと思う。ただ、比例区で議席を得ている政党からは反対の声が挙がっていた。それならば、大政党に有利と言われているドント方式ではなく、サン=ラグ方式にすればいいのではないかと思い、まとめてみた。前回の衆院選の得票数を使って試算。定数は北海道=5、東北=8、北関東=11、南関東=12、東京=8、北陸信越=6、東海=12、近畿=16、中国=6、四国=4、九州=12、と仮定した。

政党 定数180:ドント方式 定数100:ドント方式 定数100:サン=ラグ方式
民主 87 53 45
自民 55 30 27
公明 21 10 13
共産 9 4 7
社民 4 0 4
みんな 3 2 3
大地 1 1 1

定数100のサン=ラグ方式の場合、前回の衆院選と同じように、東海ブロックと近畿ブロックで1議席を獲得できるだけの得票数を得たものの当選対象者がいないという現象が発生する。このシミュレーションでは、東海は自民、近畿は共産がみんなの党が獲得すべき1議席を獲得した。ドント方式の場合は、東海、近畿ではみんなの党は議席獲得に至らなかった。

比例定数が削減すると、中規模政党である公明党はどの方式でもかなりの打撃になることがわかった。また、ドント方式だと社民党は壊滅的になる。共産党も苦しい。その分、大規模政党の民主党、自民党が有利になる。また、サン=ラグ方式は泡沫政党に有利な制度と言われているとはいえ、定数が少ないということもあって、ブロック内で30万票獲らないと当選者を出すには及ばず、国民新党、新党日本、幸福実現党、改革クラブ、新党本質は当選者0だった。

比例定数削減するとなると民主党が主導で行うのだろうが、民主党に有利になるように制度に改めるのでは全く説得力がないのは言うまでもないだろう。比例定数削減をするのであれば、ドント方式の見直しは必須ではないかと思う。


ジャパン・フューチャーベースボールリーグの日程

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ジャパン・フューチャーベースボールリーグ(JFBL)の日程が発表されていた。

http://www.jf-l.com/news/pdf/news100226.pdf

JFBLのチームは2チームしかないので、四国・九州アイランドリーグのチームと交流戦をするわけだが、半分以上が交流戦になっている。アイランドリーグも今年は5チームで奇数ということで、1チームは交流戦にすればいいというメリットもあるのだろうが、三重まで遠征に行くのはけっこうな負担になるのではないかと思うのだが、どうなのだろうが。特に長崎からだと遠い。アイランドリーグも当初は四国にまとまって遠征の負担が少ないというメリットを挙げていたが、九州まで広がるとそのメリットはなくなっている。結局、大きく広がるか、小さくまとまるか、という選択肢になるのだろうが、アイランドリーグはチーム拡大の方針だし、交流戦までするくらいであれば、もうJFBLとアイランドリーグは合併してしまえばいいのではないかと思う。今のままだとJFBLが単独で存在する意味はあまりないような。


日本経済新聞 電子版創刊

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本格的なネット新聞「日本経済新聞 電子版」を3月23日に創刊するという。有料版は、本紙購読者は+1000円。単体だと4000円。私は高いと思うが、まあ、高くないと思う人が買うのだろう。

主要全国紙が読めて4000円だったらいいと思う。そういうサービスを作るつもりはないのだろうか。新聞業界の危機というのであれば共闘すればいいのでは?ないんだろうけど。新聞社そのものの存在価値は認めるが、今の紙の新聞のフォーマットに固執するのはどうかと思う。

「成功するまで5年、10年かかるかもしれないが、今スタートさせないと10年後の成功はないことは確かだ」と言っているが、外国の革新的な会社が、短いスパンでサービスを打ち出して、それに日本の会社がなんとかついていく、みたいなことになりそう。


高速道路千円のあおりで路線バス廃止という記事

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http://www.asahi.com/business/update/0223/OSK201002230145.html

徳島バスが、高速道路通行料の「上限千円」導入以降の高速バスの不振で、路線バスを廃止するという。なんで高速バスが不振で路線バスを廃止するのだ、と思うかもしれない。記事にも書いてあるが、地方のバス会社は高速バスの運行で黒字を出して、赤字の路線バスの穴埋めをする、というモデルをとっているからである。それは私も知っている。しかし、そのモデルが正しいのかと考える余地はあると思う。

そもそも、鉄道や船は高速道路そのものが自身の存在を脅かすのに対して、高速バスは高速道路がないと成立しない交通機関である。高速道路は存在してほしいが、その料金は高速バスを運行するのにちょうどいいのが望ましい、というのは、なんと言ったらいいものか。そもそも、高速道路ができたお陰で、高速バスが多数運行され、鉄道などは高速バスに乗客を奪われている。

「高速道路千円のせいで路線バスを廃止する」というバス会社の言い分をそのまま報道するのは、私としてはどうかと思う。高速バスは高速バスで、路線バスは路線バスで、その問題を分けて考えるべきではないだろうか。


iPod Touchを買った

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Twitterには書いたけど、iPod Touchを買った。32GBモデル、29800円。買うのにけっこう逡巡して、ドキドキしながらレジの列に並ぶも、対応した店員さんは極めて事務的で、なんか私のドキドキは何だったの?という思いにかられた。

あわせてレザーケースも買う。こういうのをつけずに使って後で何かあって困ることになるのは、33年間も生きていればわかっている。

iPod Touchを買ったのは、近い将来、イー・モバイルのPocket WiFiと組み合わせて、外でネットにつながる端末にしようという思惑があったから。このあたりのことは後で書くと思う。iPhoneを買うのも検討したけど、やはり今さら亡命元におめおめと戻ることはできない。


線路内に立ち入った「撮り鉄」に対する捜査

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http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201002230025.html

線路内に立ち入って列車の運行を妨害した「撮り鉄」を特定して立件する捜査が進められているそう。「撮り鉄」ってすっかり悪いイメージがついちゃったな。Youtubeで農作業しているトラックが写真を撮るのに邪魔だということで、怒号を浴びせるのをみたけど、あういう人は「鉄道の写真を撮る」という自分の使命に反するものに対して、何であっても抗おうとするのだな、と。その結果、迷惑をかけようが何をしようがかまわないとう心境に達しているのだろう。

こういうのは、再発を防止するためにも、厳しく処分するべきだろう。

個人的には、たまたま珍しい列車を走っていたら写真に撮るだろうけど、わざわざこちらから出向いて撮ろうとは思わない。今まで見た中でいちばん凄まじい「撮り鉄」は、大雨の飯田線沿線で、傘をさしてカメラを構えて待っていた人。傘をさしても役に立たないような雨だった。何もそこまで…と思ったものだ。


新幹線駅の電源事情

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先日、JR東日本の新幹線に乗ったのだが、新幹線の待合室にパソコンなどをつなぐ電源コンセントがあると思っていたら、なかった。具体的には大宮駅と新潟駅。ある駅もあるそうなのだが、どの駅にあるかはわからない。一方、JR東海の駅には、だいたいの駅に電源コンセントがあると思う。JR東海の場合、飛行機と競合関係にある分、ビジネス向けのサービスが充実しているように思う。その点、JR東日本は劣っている。JR東日本も、新しい車両には電源コンセントを装備するということだが、駅の待合室にも装備してほしいところだ。


土・日きっぷの旅 日曜日

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今日はまず新庄から酒田に抜けた。朝一の列車に乗る。空いていた。酒田では一時間ほど街をぶらぶらする。山居倉庫まで行ってみた。まさ朝早かったので施設は営業していなかったが。その後、特急で鶴岡まで移動。そのまま新潟まで乗っていたい気分になるも、途中下車することにする。鶴岡では致道館を見学。ここは無料である。駆け足ながら庄内の二大都市をまわった。

その後、新潟に立ち寄って帰宅の途につく。土・日きっぷの指定券発行4回目を新潟からの新幹線に使おうと思ったのだが、ことごとく満席だった。仕方がないので自由席に乗る。新潟の時点はがら空き。越後湯沢で大量に乗ってきたが、通路までは人が来なかった。デッキで立っていた人はいただろう。


土・日きっぷの旅 土曜日

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土・日きっぷが3月を持って発売が終了される。ということで、今まで温めていた土・日きっぷを使った計画の旅を実行することにした。なんか今年に入ってからどっか行ってばかりだな。

新幹線で古川まで行く。大宮の時点ではかなり混んでいて、私の隣が空席なのが奇跡なくらいだったが、郡山、福島、仙台と進むにつれどんどん空いていった。盛岡行きなのだが、仙台でほとんど降りてしまうのだな。

古川から陸羽東線に乗り換えて、岩出山で下車。少し歩いて仙台藩の学問所があった有備館に行ってみる。この頃は雪が降っていて、入園者は私しかいなかった。私が出て行く頃に客が入っていった。雪景色の庭園はことのほかよかった。

有備館の目の前にある有備館駅からリゾートみのりという臨時列車に乗る。けっこう座席が埋まっていた。一般的な観光客が多いような感じだった。鳴子温泉まで乗ったのだが、降りる人よりも降りなかった人のほうが多い感じだ。この列車鳴子温泉で25分も停まる。おそらく交換の都合だろうが。

鳴子温泉に着いてまず昼食ということで山菜きのこそばを食べた。けっこうボリュームもあっておいしかった。その後、早稲田桟敷湯に入った。モダンな感じの建物で、ちょっと入口とかがわかりづらかった。それほど混んではおらず、ゆったり入れた。源泉が外から注いでくる。いいお湯だった。

鳴子温泉から新庄まで行く。鳴子温泉にいた頃は雪が降っていてなかったのだが、新庄に向かうときに既に横なぐりの雪である。新庄に着いても雪がだいぶ降っていた。

今回は、2010年からの新企画、行ったことがない市に行ってみる企画第1弾で、尾花沢市に行ってみる。企画と言っても別にどこかにまとめるわけではないのだが。新庄からだと仙台行きの特急バスに乗って行くのが便利である。仙台行きバスには10人程度が乗った。尾花沢で私が降りたのが最初だった。

尾花沢市中心部といっても特に何があるわけでもなく、観光施設と言えば芭蕉清風歴史資料館くらいか。雪国の風情を実感するために除雪を最小限するという看板が立っていた。確かにあまり除雪がされていなかったが、あれだと入ろうかどうか迷っている客は入らないのではないか。

新庄に戻る、バスで大石田に出てJRで戻った。バスは尾花沢市営バスだが、客は私だけだった。今日は新庄で泊。新庄駅前の食堂で食べたもつ鍋定食もおいしく、天気が悪かった以外はわりといい感じだった。


公明党とみんなの党が連携、選挙協力の可能性も

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http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P20100219000167&genre=A1&area=Z10

選挙協力となると、公明党と民社党が選挙協力したときみたいだな、と思った。

公明党は言うまでもなく組織票がしっかりしている。みんなの党は最近では政党支持率が民主、自民に並んで高いという調査もあがってきていて、次期参院選の台風の目になると言われている。ただ、私としては、みんなの党は過大評価されていると思っている。実績をあげる以前に期待値だけで支持を集めている感じだ。公明党もその人気の高さに連携を模索したのかもしれないが、みんなの党を支持している人が連携したからといって公明党を支持するとは思えず、公明党としては選挙協力をしてもあまりメリットはないように思う。

みんなの党としては、公明党程度の規模を持った勢力の結集を目指しているのかもしれない。今のところ、480番目に支持できる衆議院議員が所属している以上、支援する気にはなれない。政策的に共感する部分はあるとはいえ。