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土・日きっぷが3月を持って発売が終了される。ということで、今まで温めていた土・日きっぷを使った計画の旅を実行することにした。なんか今年に入ってからどっか行ってばかりだな。
新幹線で古川まで行く。大宮の時点ではかなり混んでいて、私の隣が空席なのが奇跡なくらいだったが、郡山、福島、仙台と進むにつれどんどん空いていった。盛岡行きなのだが、仙台でほとんど降りてしまうのだな。
古川から陸羽東線に乗り換えて、岩出山で下車。少し歩いて仙台藩の学問所があった有備館に行ってみる。この頃は雪が降っていて、入園者は私しかいなかった。私が出て行く頃に客が入っていった。雪景色の庭園はことのほかよかった。
有備館の目の前にある有備館駅からリゾートみのりという臨時列車に乗る。けっこう座席が埋まっていた。一般的な観光客が多いような感じだった。鳴子温泉まで乗ったのだが、降りる人よりも降りなかった人のほうが多い感じだ。この列車鳴子温泉で25分も停まる。おそらく交換の都合だろうが。
鳴子温泉に着いてまず昼食ということで山菜きのこそばを食べた。けっこうボリュームもあっておいしかった。その後、早稲田桟敷湯に入った。モダンな感じの建物で、ちょっと入口とかがわかりづらかった。それほど混んではおらず、ゆったり入れた。源泉が外から注いでくる。いいお湯だった。
鳴子温泉から新庄まで行く。鳴子温泉にいた頃は雪が降っていてなかったのだが、新庄に向かうときに既に横なぐりの雪である。新庄に着いても雪がだいぶ降っていた。
今回は、2010年からの新企画、行ったことがない市に行ってみる企画第1弾で、尾花沢市に行ってみる。企画と言っても別にどこかにまとめるわけではないのだが。新庄からだと仙台行きの特急バスに乗って行くのが便利である。仙台行きバスには10人程度が乗った。尾花沢で私が降りたのが最初だった。
尾花沢市中心部といっても特に何があるわけでもなく、観光施設と言えば芭蕉清風歴史資料館くらいか。雪国の風情を実感するために除雪を最小限するという看板が立っていた。確かにあまり除雪がされていなかったが、あれだと入ろうかどうか迷っている客は入らないのではないか。
新庄に戻る、バスで大石田に出てJRで戻った。バスは尾花沢市営バスだが、客は私だけだった。今日は新庄で泊。新庄駅前の食堂で食べたもつ鍋定食もおいしく、天気が悪かった以外はわりといい感じだった。