Views: 7
http://www.asahi.com/national/update/0513/TKY201005130225.html
gooメールが3月31日のリニューアル以降、不具合が多数報告されていたのだが、ついに一般紙にまで記事になった。
おそらく見積もりが甘くて、工程が最後まで完了しないが、既にリニューアルの日程は発表してしまっていて、諸々の都合上延期もできずに、バグが残ったままサービスインしてしまったのだろう。
リニューアル後のサイトはAjaxなどを使って「高機能」になっているようだが、前のほうがシンプルでよかったという声を受けて、「シンプル版」を新規開発して5月末にはリリースするらしい。開発側の立場に立つ人間としては「うわぁ…」という感じだ。「なんとかしろ」は恐怖の合い言葉。その言葉を使わないようなプランニングをすべきなのだが。こういう失敗案件はどんどん晒して、同じような失敗を繰り返さないための他山の石にするのが、業界としても望ましいとは言える。
実際のところは、技術部門とは違うところでいろいろとあるのだろうと思うけど、そういうのは表にならないだろうな。ましてや天下のNTTグループだし。