沖縄県が本島縦貫鉄道要望へ

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-06_7045/

沖縄県が国に対して本島縦貫鉄道の整備を要望するとのこと。

そのほか、導入を検討するシステムも鉄道と専用軌道多用型LRT(次世代型路面電車)の二つに絞り込んだ。

鉄道は最高速度が130キロ、1キロあたりの建設費が約200億~300億円。専用軌道多用型LRTは最高速度100キロ、1キロあたりの建設費が約20億~200億円となっている。

とあるが、LRTは最高速度100キロも出るのだろうか。富山ライトレールの設計最高速度は70キロらしい。計画では那覇空港と沖縄市25.25Kmを24分で結ぶとある。表定速度60キロを超えていてLRTということはならないだろう。なんか流行っているからLRTを候補に挙げただけのように見える。それにしても、1キロあたりの建設費20億~200億円とはすごい幅がある。

基本的におねだり前提の計画だなと感じた。ゆいレールとの連携も考慮されていない。沖縄は車社会だし、鉄道を敷く土地はどうするのとか、バスなどの既存公共交通は大打撃だとか、金銭的な問題以外にもこの計画はハードルが高いように思う。