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先日、数日間、山が多い某県にいたのだが、その県の地元紙を読んでいると、毎日のように山に登って死亡、という記事が載っていた。年齢をみると、50代、60代が多かった。
基本的に登山客の主は、街で生まれて街で育った人が多いのだと思う。というか、日本人の主は街で生まれて街で育った人だろう。街のほうが人口が多いのだから。そういう、普段自然の脅威にさらされていない人が、怖さを知らないで登山をする、という傾向があるのだと思う。あと、行きたいところはどこにでも行ける、という思い上がりがあるのではないか。自分の実力に応じた場所にしか行けない、ということを知るべきだろう。
ほとんどの人は、事故もおこさず無事登山をして帰ってくるのだろうが、これだけ事故が目立って、救助するケースも多くなると、今のように野放しにしておくのもどうかと思う。もう少し、山に登る人を管理してもいいのでは?と思うのだ。