九州の旅 5日目

今日が最終日になる。

牛深から本渡までバスで戻る。快速うしお号という名前がついたバスだが、車体は小型で快速っぽくなかった。もっとも、乗る客は十人弱で、小さい車体で十分だった。普通よりはさすがに早い。

本渡から苓北町の富岡までバスで行き、富岡港から長崎茂木港まで船に乗る。車は満車だったが、6台くらいしか乗らなさそうだった。混むシーズンは予約しておいたほうが無難のようだ。それでも、船はほどほどの混雑度だった。

茂木から長崎市内まで出る。今日は長崎空港から帰るが、時間があるので、浦上あたりを散策する。平和公園、浦上天主堂、原爆落下中心地、長崎原爆資料館。浦上天主堂では本気のミサをしていたので、とりあえず外から中を少し見るだけにする。長崎原爆資料館は見学者が多かった。日本での原発事故や、アメリカのイスラム原理主義主導者への殺害など、現在起きている情勢を鑑みて見学すると、また考えるところがある。隣接する追悼平和祈念館にも行ってみたが、こちらへ訪れる人はあまりいなかった。ここで祈りをささげた。

後は帰るだけである。長崎空港までバスで行き、空港の店でちゃんぽんを食べた。東京行きの飛行機は満席だった。羽田空港からはバスで帰りたいと思っていたのだが、バスの発車時刻が変わっていた。志木行きのバスと和光市行きのバスが5分しか変わらないということに。時間に応じて使い分けていたのだが、これだと使い分けができない。なんで変えたのか。そういうわけで、モノレール等を乗り継いで帰る。