西日本の旅 2日目

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すっかり雨はあがった。今日が四国行きのメインイベントである。

阿波池田から特急に乗って阿波山川まで行き、そこから普通列車に乗り換えて学に行く。特急は阿波池田の時点ではほとんど客がいなかったが、途中から乗ってくる人はいた。ただ、2両編成で充分な程度ではあろう。学といえば、受験シーズンに縁起を担いで入場券を売る駅として知られるが、普段はひっそりとした小駅である。そこから、市場交通のバスが発着している。市場交通は、徳島・香川県境で香川県方面に行く大川バスに乗り換えができる路線を持つバス会社として知られてはいたが、数年前まではインターネット上にほとんど情報が載っていなくて個人的には謎のバス会社だったのだが、最近では阿波市のウェブサイトに情報が載るようになった。その阿波市は、私にとって宮古島市とともに、日本に二つしかない足を踏み入れたことがない市の一つである。今回、阿波市訪問と市場交通乗車をセットで行うことにした。

列車で学駅に着いた数分後、ちょうど学駅着の市場交通のバスがやってきた。数人が乗っていた。そこに私ともう一人が乗る。学駅から吉野川を渡ると阿波市に入る。もう一人の人はすぐに降りてしまい、私の貸し切りになる。広い敷地があって、そこに到着。そこに次に乗る大川バスのバスも待っていた。少し時間があったのであたりを歩いてみる。とりあえず歩いて徳島県、香川県境を越える。その途中に、市場交通、大川バスのバスポールがあった。

大川バスの三本松行きのバスに乗る。途中で一人が乗ってきた。こちらも順調に目的地の白鳥病院に到着。長く考えていたバス乗り継ぎはあっけなく終わった。なお、今年の10月に市場交通のダイヤが変わるとのことなので、もしこの乗り継ぎをしようと考えている人は、事前に調査をしたほうがいいかと思う。

白鳥病院から高速引田のバス停まで歩く。私の足で30分くらいかかった。神戸行きのバスに乗るが、10分くらい遅れてきた。ただ、高速舞子に着いたときは定時だった。

四国パートが終わって、ここから北近畿・若狭パートになる。舞子(神戸市内)からぐるっと回って東京まで行く片道切符を買ってある。まず、舞子から尼崎まで快速に乗る。尼崎から特急に乗ろうかと思ったが、時間があったので篠山口まで快速、そこから特急。快速はなんとか座れる程度だった。特急は3両編成で自由席は1両だったが、問題なく座れた。

福知山からは普通列車を乗り継いで舞鶴に行く。今日は舞鶴に泊まるが、舞鶴は東舞鶴と西舞鶴の二つの市街がある。東舞鶴のほうに泊まるので、まず西舞鶴に行く。田辺城に行ったり、街の中を歩いてみた。駅の裏にさとうバザールタウンというショッピングセンターがあり、ここがワンフロアにいろいろな店が他のショッピングセンターにないような感じで並んでいて小さな驚きがあったのだが、昔からあったと思われるさとうも未だに健在で、それなりにお客さんがいて、素晴らしかった。あと、舞鶴といえば肉じゃがということで食べたが、肉じゃがって特に優劣をつけるような料理でもないよね。

JRで一駅東舞鶴で移動。ここにも駅前に平和堂系のエールという店があった。東舞鶴駅は高架になっていた。