新座市議会議員選挙の結果

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120220/CK2012022002000050.html

新座市議会議員選挙が終わった。投票率は40.52%(前回42.52%)、有効投票数は51132(前回51841)、ということで、投票率は下がっている。

トップ争い

今回は前回トップの平松大佑氏が不出馬ということで、前回2位だった並木傑氏がトップ当選を果たしている。2位が新人の木村俊彦氏だが、800票近く差が離れている。

党派別

公明党は前回から500票ほど票を伸ばしている。共産党は前回から1000票ほど票を減らしている。前回は前々回に比べると1000票ほど伸ばしていたので、前々回の水準に戻ったという結果に。前々回、前回はその前の県議選に立候補した候補が党内でのトップの得票を得ている。しかし、今回は共産党は前の県議選に候補を擁立しなかった。その影響からか、今回は擁立した6人全員が当選したものの、皆下位での当選となっている。

民主党は前回は3人候補を擁立したが、今回は2人に絞った。それで票数は前回よりも2500票ほど減って半分以下になっている。2人に絞ったといっても、前回民主党で立候補した現職の中村和平氏は今回は無所属で立候補して落選している。そういうふうにうまくいかないことは重々承知しているが、中村氏が今回立候補を見送って、その票が民主党の候補にうまく流れれば2人とも当選できた形だ。今回、民主党が3人から2人に候補を絞ったのは好判断だと思ったのだが、前回民主党から出た人が支援に回らずに無所属で出たのでは意味がない、と外野から見ると思う。もちろん、内部的にはいろいろあるのだろうということは推測できるが、それは外からではわからない。

みんなの党は2人立てて2人とも当選。ただ、これからの4年間次第では今回の民主党の二の舞になるとは思う。

無所属新人

今回は無所属新人が4人当選した。前回は2人である。今後どういう会派構成になるのかが注目である。

まとめ

毎度恒例でまとめました。

http://politics.free-active.com/document/niiza/nza0211.htm

http://politics.free-active.com/report/elr120101.htm

個人的には若い議員が増えて、その点に不安を感じる部分はある。若い、というよりは、政治経験や知識に不安を感じるとでも言うべきか。ただし、混乱を恐れては変化することはできないとも思う。

もっとも、政治的、思想的バックボーンがしっかりしていないと、よほど非常識な人でない限りは、取り込まれて飼い慣らされておしまい、という結末になることも否定できないが。