沖縄ウィーク 4日目

今日は西表島を回る。

原付で東部から西部に向かう。西表島は集落が点在していてその間はけっこう何もない。その区間を進むのはわりと辛い。上原を過ぎて、まず星砂の浜に行った。朝早いからか人は私以外にいない。ここの浜は本当にきれいだった。

その後、浦内川観光に向かう。9時半の船が一番早いということで、それに乗った。20人くらいの客がいた。船着き場からは歩いてマリユドゥの滝、カンビレーの滝に向かうことになる。受付では滝まで行かないで折り返すと言っていた夫婦も、みんなが滝まで行くので、つられて滝を見るために船を下りた模様。ここでは帰りの船の時間を申告することになる。というのは、一応30分おきということになっているが、客がいない時間は船を運航しないということになっているからだ。滝へ行く道もわりとぬかるんでいるところがある。船に乗る前に長靴を借りることができて、歩くに向かない靴や、きれいな靴を履いている人は長靴を借りていたが、私は借りなかった。やはり歩き慣れている靴がいちばんだと思う。荷物に余裕がある人は、汚れてもよくて歩き慣れている靴を持ってきたほうがいいかもしれない。

マリユドゥの滝は遠くから見ることになる。昔は滝の近くまで行けたようだが、事故が多発して行けなくなったようだ。カンビレーの滝は近くまで行けるが、落差がある滝ではないので、滝であることのわかりやすさには欠ける。このあたりは本州風に言うと「広河原」と呼べるような場所で、行こうと思えばさらに上流のほうまで歩いて行ける(但し、それなりに慣れている人でないと無理)。しかし、帰りの船の時間は申告しているので、それまでに帰れらなければいけないのでそれほど長居はできない。一応、モデルケースとして船乗り場から行って戻って3時間ということになっているが、ゆっくりしたい人や家族連れの人は3時間では難しいのではないかと思った。

その後、昼食を食べて、由布島に向かう。由布島は歩いても行けるというが、牛車に乗ることにした。個人で乗る人と、団体旅行で乗る人とで厳密に別れるようで、個人で乗った組は、行きが6人で、帰りが3人だった。由布島は中が植物園のようになっている。今では観光のための島だが、以前は人が住んでいた。戦後、西表島から移住してきたものの、台風で被害に遭い、また西表島に移住したとのことである。石垣島から由布島まで定期船が出ていたというのは驚いた。

その後、石垣島野生生物保護センター、南風見田浜、と行って、原付を返して、西表島を後にした。

西表島は路線バスでもわりと観光できるかな、と印象。わりと主要な観光スポットである浦内川、星砂の浜、西表島温泉、由布島は、バス停から近い。ただ、1~2時間に1本と運転本数が少ないので、いかにうまくまわるかというのがポイントである。あと、安栄観光が「西表島西部地区送迎バス」なるものを運行しているようだ。

今日は、石垣島に泊。