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乗ることで旅気分が味わえるバス路線を紹介した本、と言えばいいか。「一日乗車券でレトロなバスを味わい尽くす」と言いつつ一日乗車券がない路線を紹介していたり、「バスは電車より速い」と言いつつ電車より遅いバス路線を紹介していたりと、全体的に「ゆるい」という印象。他にも路線バスになじみがない人にはわかりにくいだろうという表現があったり、三重の御座に行くのに、船に乗るのは”旅”ではなく許されない、バスに乗るのが”旅”なのだ、と謎なまでにバスに肩入れしていたり、どうも雑な感じがする。御座にはバスで行って、船で帰ってきたことがあるが、私の主観だと船のほうが”旅”らしさを味わえると思う。
余談だが、私が先日行った西表島のバスが掲載されている。当時は大原港が最南端のバス停だったようだ。
バスで旅を創る!―路線・車両・絶景ポイントを徹底ガイド (講談社プラスアルファ新書)
- 作者: 加藤佳一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 新書
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