夏の東北旅行 3日目

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今日の最初の目的地は平泉である。数年前の夏、行こうと思ったものの最高気温35℃という暑すぎで行くのを断念した経緯がある。今日は最高気温28℃で夏にしては涼しい、平泉日和だ。

平泉駅に荷物を預けて中尊寺まで歩く。8時半に開くというので、7時50分頃に平泉に着く列車に乗って、ゆっくり歩いていったが、坂道なんかがあって、思ったよりも時間がかかった。8時半から開くのは金色堂であって、本堂はその前から参拝できる、と思う。金色堂は資料館のような讃衡蔵とあわせて拝観料700円なのだが、それだけの価値があると思う。まさに奥州藤原氏の象徴といえる建物だ。なお、金色堂自体が大きな建物の中に匿われていて、その中は撮影禁止となっている。その後、毛越寺に行く。ここは立派な庭がある。遣水は平安時代の唯一の遺構とのことである。今日は水が流れていなかったが。観光客はそれなりにいたが、平日だし、午前中だしで、これでも少ないほうなのだろう。

個人的には安易な世界遺産認定をよしとしていないのだが、実際に来てみると平泉は世界遺産の価値があると判定されてもいいかな?とは思った。あと、中尊寺も毛越寺も管理・運営する人の数が多い。観光客が落としていくお金で人を雇い、地域の雇用を促進しているということなのだろう。

平泉を後にして花巻に移動する。花巻といえば4年前、マルカンデパートの大食堂に行こうと10時のデパート開店直後に行ったら大食堂は10時半開店で行けず、ということがあった。今回、満を持して昼時より少し前に行ってみる。デパートはそれほど客がいないのだが、大食堂のフロアに行ってみると、思わぬ人の数。混んでいた。でも、大食堂の名に違わない広い食堂なので、座れないということはない。懐が深い食堂だ。マルカンラーメンとソフトクリームが名物だというが、ラーメンだと暑いので、マルカンランチとソフトクリームを頼んだ。マルカンランチは沖縄のAランチのような、フライ、ハンバーグ、オムレツがメインのランチだった。そしてソフトクリーム。作法どおりに割り箸で食べる。それにしても量が多い。これだけ食べてもまだあるのか、という感じだ。さすがに休憩が必要になってくる。体はそうでもないのだが、館内の温度が高いようで、どんどんソフトクリームが溶けていく。だいぶ食べて、手で持って普通のアイスクリームのように食べるも、ここからの量が普通のアイスクリームの量だよな、というくらいのレベルだった。昭和っぽい雰囲気とあわせて、ここまで来てよかった。

花巻から北上経由で、横手まで行く。途中、ほっとゆだで温泉に入った。ここに入るのは三度目か。地元の人等が数人いた。列車の発車時刻を信号機で知らせるのが特徴的だが、私が見た限りだと信号機は点灯しなかった。

横手で横手焼きそばを食べた。

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