Dropbox本格導入

Dropboxというオンラインストレージサービスは、今更説明するほどでもない有名なサービスであるが、今まで導入を検討しようとしたものの、やはり見送る、ということを何度か繰り返してきた。見送ってきた理由はたいしたことないのだが、何か一つ気にくわないところがあると、やっぱりやめた、と思ってしまったのだ。しかし今回、HTCのAndroid端末を買ってDropboxの設定をしたら、promotionで23GBの領域をもらって、そうなると使わないともったいないかなと思って、本格的に導入することにした。

私の場合、パソコン三台(Windowsデスクトップ、Windowsノートパソコン、mac)と携帯端末二台(iPhone、Android)で使用するデータを共有する機会があるわけだが、あまり細かいことは気にせずファイルをぽんぽん入れていけばいいのであった。初期設定の2GBだとサイズが足りなくなる可能性大だが、26GBも容量があると基本的には事足りる。iPhoneで撮った写真をパソコンで見たい、というケースもあるが、撮った写真がDropboxに取り込まれるのでパソコンで簡単に見られる。個人的には、AppleのiCloudを使って写真を同期するよりも使い勝手がいいと思う。

私は以前からEvernoteも使っているのだが、Evernoteはオンラインメモ帳という感じで、Dropboxとは棲み分けができる。Dropboxに一本化しようと思えばできるのだが、アプリを別にしておいたほうが、私としては直感的に使うのに都合がいいというのが現時点の感想である。

当然、同期をするのにはインターネットにつながっていなければならないので、そのあたりを留意しないといけないと思うが、私も最近はモバイルルーターを持ち歩いているので、だいたいのシーンでインターネットに接続できる環境下にいる。やはり、そういう環境が整ってきたからこその、オンラインストレージサービスなのだと思う。

あとはセキュリティの問題であるが、これについては少し調べてみるといろいろと問題が挙がっているようだ。そもそも、機密情報が存在するデータについては、多くの端末で共有対象とするような運用をすべきではない、と考えるべきであろう。