東京都議選雑感

自民、公明は全員当選。特に自民はわりと複数擁立を積極的に行って、それが上手くいった結果がでた。

民主は1997年:12議席→2001年:22議席→2005年:35議席→2009年:54議席→2013年:15議席、とバブルがはじけたというか。品川、世田谷、杉並、北、江戸川で共倒れ。候補者調整が難しいのはかわかっているが、ここが調整できれば20議席で第三党の座は確保できていた。共産、ネット、ネット、みんな、共産に利した格好。渋谷区では現職を下ろして新人を立てたが無所属で立った現職が当選、と基本的にゴタゴタしている。

共産は議席倍増で17議席だが、前回の8議席が悪すぎた、とも見なせる。とりあえずは存在感を示せたか。

みんなの党は7議席。成長度合いは高くないのだが、その分まだ限度が見えない、と言った感じか。

日本維新の会は2議席。先の衆院選がピークだったのか。

生活者ネットは3議席。先に書いたとおり民主複数擁立にだいぶ助けられているが、議席は増やした。

投票率は43.5%で、島部以外は半分以上の人が棄権している。ただ、1人区が少なく、無投票がないということで、埼玉県民としては羨ましいくらいに興味が持てる選挙ではあるのだ。