初夏の山陽 3日目

三原から竹原に移動して、竹原港から船に乗って大崎上島に渡る。客席は空いていたが、車はだいぶ載っていたのでそういうものなのだろう。白水港で降りて港近くの岡本醤油で自転車を借りる。自転車に乗って木江まで移動する。行きも帰りも軽い峠道なのでけっこうきつい。木江はかつては港町として栄え、木造3階立ての建物が何軒もある。また、木造5階建て建物もある。ここは普通に人が住んでいる民家のようだが、観光マップにも載っている。天満港近くのかつて遊廓が並んでいたという街並みはなかなかディープな雰囲気を醸しだしていた。かつては木江芸妓学校なるもののあったそうで、郷土資料館にその写真が展示してあった。

木江には温泉もあって、きのえ温泉ホテル清風館の日帰り入浴を利用する。ここは露天風呂から見える海の景色がよかった、まさにオーシャンビュー。他にも島でとれたものか、柑橘類が入っているお風呂もあった。ここで昼食もとる。

白水に戻って竹原まで更に戻る。竹原からは呉線に乗って海田市まで行き、山陽本線に乗って瀬野まで行く。瀬野ではおすすめの声があったスカイレールに乗る。まず切符にQRコードがついているというのがすごい。飛行機の搭乗みたいに切符にいんさつされたQRコードをかざして改札に入る。座席は8人分と小ぢんまりしている。行きの乗客は8人、帰りは貸切だった。傾斜がすごく、よくもこんな高いところまでレールを作ったな、と思った。当然ながら上のほうまで住宅が並んでいる。どこに行くにも坂を上り下りしないといけなさそうで、個人的には住みたくはないが。

瀬野から白市に出てバスに乗って広島空港に移動。お好み焼きを食べて東京に戻る。羽田空港が霧が出たり混んでいたりで23分遅れで着。その後は志木までバスに乗って帰った。