第47回衆議院議員選挙告示

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http://www.asahi.com/articles/ASGD20533GD1UTFK01Z.html

今日、第47回衆議院議員選挙が告示となった。

前回の衆院選は非自公、非共産の政党が乱立したが、今回はわりと収斂されて、全候補者数も前回よりも2割減となっている。野党が一切競合しない、というのはなかなか難しいことである程度の競合はやむを得ないだろう。ここまでよく調整したなとも思う。ただ、自民or公明と共産しか候補者がいない選挙区が多数あって、たとえば鳥取1区のように本当に自民鉄板というのであればやむを得ないだろうが、勝てる可能性がゼロではないような選挙区も候補が立てられなかったというのは、急に決まった選挙とはいえ、力が不足している感は否めない。

自民党は小選挙区で立候補した候補と、選挙区調整などで比例に転出した候補があらかた当選すれば勝利ということになるだろう。あと、前回の選挙で一定の票をとったみんなの党がなくなったので、その票がどう動くかというのも注目点である。

また、一部で話題となっている「支持政党なし」という政治団体が比例北海道ブロックから候補を擁立している。前々回の選挙では新党本質という名前だったのだが、それが安楽死党を経て、支持政党なしという名前になったとのこと。届け出された略称は「なし」だそうだ。政党の支持率調査では「支持政党なし」が高い率を出しているのでそういう名前にしたのであろうか。