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http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG29H1M_Z20C15A6CC0000/
新国立競技場の整備費は現時点では約2520億円になる、ということのようだ。当初の予定では1300億円だったのが、1625億円になり、更に挙がって2520億円になったのだが、ゼネコン側の試算だと3000億円を超えると記事にはあって、てんでバラバラである。今後の社会情勢の変化で更に上がる可能性も考えられる。そうなると結局3000億円になるような気もする。
他にもオリンピックの計画がいろいろと見直されているが、やはりオリンピック開催自体が「ババ」になりつつあるのではないだろうか。IOCとしては、オリンピックブランドの低下を懸念して、こういうゴタゴタを不問にしているようだが、世界レベルでは地元でのオリンピックの開催に反対する動きが顕在化するようになってきたし、オリンピックの価値が下がっていくのは必然的な流れではないだろうか。
新国立競技場に関して言えば、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長としては2019年9月のラグビーワールドカップに間に合ってもらわないと困るわけである。今年の10月に着工して、2019年の5月に完成する予定なので計算上では間に合う。競技場の建設はだいたい3年ちょっとかかるようなので、この工期は現実的なのだろうが、なんか複雑なデザインらしいので、予定通りにいくのかという問題もある。