週末日記ー宇都宮

昨日は宇都宮に行ってきた。駅前のバス会社で「大谷観光一日乗車券」を買う。大谷までの路線バスが乗り放題で、大谷資料館の入館料と大谷観音の拝観料がセットになって1600円である。宇都宮駅から大谷までバスで往復すると900円で、大谷資料館が700円、大谷観音が400円となっている。

まずはJR駅から東武駅までバスで移動。東武百貨店のレストラン街にある餃子店「来らっせ」に行く。件の乗車券があるとソフトドリンクがサービスとなる。11時開店でバスの時間が11:30なのでちょっと時間がタイトだと思ったが、バスには間に合った。大谷方面のバスはたいへん混んでいた。途中にある作新学院で学校祭があったようで、そこに向かう主に若者が多く乗っていた。ただ、大谷方面に行く人も十数人くらいはいた。

まずはお目当ての大谷資料館に行く。大谷石の採掘場跡が見学できる施設であるが、地下神殿と形容されるような光景となっている。訪れる人は多かったが、だだっ広い施設なのでだいぶ人が入っても余裕がある。ここは行く価値あると思う。この施設があるだけで栃木県の勝利ではないか。まあ、他にも日光とかあるけど。中の温度は13℃ということでウェブサイトには上着などを持ってきたほうがいいと書いてあったので一応持っていったが、暑がりだし中で歩き回っていると上着を着る必要はないと感じた。寒がりな人は持っていったほうがいいだろう。

その後、歩いて大谷観音まで行く。日本最古の石仏があるというが拝観料400円というのはけっこう強気な値段設定だと思う。それでも拝観する人はけっこういた。中にいた人が説明するには、以前は金箔が貼ってあったが、それが剥がれて、今は石を掘ったままの姿になっているらしい。近くには大谷平和観音というのもあって、これは戦後に作られたものだが、とにかく大きい観音像だった。石の町らしい施設が並んでいる大谷である。

帰り、まず宇都宮駅から大谷にやってきたバスをちょうど見かけのだが、立つ人がいっぱいいるほどに混んでいる。今から大谷資料館に行くのだろう。それが折り返して宇都宮駅に行くバスも、大谷観音入口の時点で立つ客が出るほどだった。作新学院ではバスを待つかなり長い行列ができていたが、当然乗り切れず。最後尾の人は何台後からのバスに乗ることになったのだろう。その後、久しぶりに東武宇都宮線に乗って帰る。

今日は雨が降るという予報だったのだが、あまり降らず。川越に行って帰った。定期券の縛りがないと、池袋よりは川越のほうが気軽に行けるのでそちらに向く傾向がある。

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