秋の九州 3日目

今日はまず熊本から船で島原に渡る。熊本港に行くバスもそこそこ乗客がいたが、船はかなり混んでいた。島原の街もたいそう人で賑わっているのかと思ったが、そうでもなかった。島原に来たのは二度目である。お約束で具雑煮と寒ざらしを食べる。両方とも以前来たとき食べたと思っていたのだが、前回は食事を島原で食べなかったので、具雑煮を食べるのは初めてだった。

島原から島原鉄道で諫早まで抜ける。1両編成で、本諫早までは余裕のある車内だったが、本諫早でどっと乗ってきた。一駅の客が多いということか。島原から列車に乗る前くらいからずっと雨が降っていたが、諫早では雨は降っていなかった。

さて、今日はこれから長崎に足を伸ばしてから、宿泊地である鹿島に行くつもりだったのだが、天気が悪いということと、長崎本線が遅れているということで、そのまままっすぐ鹿島に向かうことにした。遅れていた特急列車に乗る。長崎本線は単線で、特急列車の本数も多いので、なかなか遅れが回復しにくいのだろう。

鹿島に着いてホテルに荷物を置いて、祐徳稲荷神社に行く。本当は明日行くつもりだったが、鹿島に早く着いたので今日行くことにする。行ってみるとコンパクトながら、なかなか風格があっていい神社だった。

鹿島市中心部に戻って、早めの夕飯を食べて行ったら強い雨が降ってきた。長崎本線も一部区間で徐行になったとのことで、やはり長崎に行っている場合ではなかったということである。

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