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貴重な三連休、ということで出かける。
タイトルのとおり南紀に行くのだが、まず大阪から特急に乗る。新幹線で当日発つと日程がタイトということで、大阪まで夜行バスに乗ることにした。WILLERのコクーンである。以前に名古屋に行くときに乗ったことがある。2回目なわけだが、思ったよりも居住スペースが狭い、仕切りのカーテンがない、と、こんなんだっけ?って正直思ってしまったのだが、充分にリクライニングするし、ほとんど寝ていられたし、まあよかったということか。乗るときは池袋のサンシャインのバスターミナルから乗った。ここからバスに乗ったのは初めてだが、いわゆるツアーバスの一大発着地として機能しているようだ。
大阪梅田から新大阪に乗って特急くろしおに乗る。三連休ということで混むだろうと思い、一ヶ月前の10時に出先で指定席券を買っておいた。さすがにそこまですれば指定席券は買えたが、実際は指定席満席、自由席もいっぱいで指定席車両に立つ人が出るくらいだった。新大阪では指定席と自由席の狭間に人が立って指定席の乗り口から自由席車両に行けないようにしているのがさすがだなと思った。このレベルの混雑はどこまで続くのかと思ったが、和歌山で解消された。
南紀、それは遠い。最初の目的地である古座まで新大阪から3時間半もかかる。午前中が移動で費やされるかたちだ。東京よりも遠い。飛行機を使うことも考えたが、白浜に行くならともかく、古座となると、鉄道、バスの接続もあってなかなか難しかった。
古座で降りて全市町村制覇プロジェクトで古座川町に行く。古座川町の町域は古座駅のわりと近くまできているのだが、JRは町域を通っておらず、未踏ということになっている。古座駅は元々古座町だったが今は串本町となっている。最初はバスと徒歩を駆使していこうかと思っていたのだが、駅の横に古座観光協会があり、ここで電動アシスト自転車を借りられるということでそれを借りることにした。3時間で1500円。虫喰岩や神水瀑などを見て回った。
今日は熊野市に泊まる。連泊ということで夕食は途中の新宮で食べようかと思ったが、時間が早かったので、新宮は素通りして、熊野市で飲むことにした。時間が早かったということもあり、わりと空いていたし、料理もよかった。