春の東北旅 3日目

昨日は鉛温泉の藤三旅館に泊まった。日本一深い自噴岩風呂という白猿の湯が名物である。そこには三回入った。他に三つのお風呂があってそこは一回づつ。白猿の湯は時間帯によって混浴だったり女性専用だったりする。混浴とは言っても、閉鎖的で広くないところなので、実質的にその時間は女性は入らないと思われる。外来入浴も受け付けている時間帯は数人の人がいたが、深夜や早朝入ると貸し切り状態、いてももう一人という感じで、贅沢な空間であった。料理も価格を考えればなかなかだと思う。無料送迎バスも出ているが、時間の都合上行きも帰りも路線バスを使った。帰りの路線バスは近隣の温泉からの帰り客や地元の客で満席に近い状態であった。
花巻から紫波中央まで行き、駅前の観光案内所で自転車を借りる。無料だが、平日しかやっていない。天気予報は雨で当初は自転車は難しいかと思ったが、ギリ大丈夫そうだったので、借りることにした。目的地は志和稲荷神社。人はいなかったが風格がある神社であった。その帰り道の途中に江釣子屋という店があったので入ってみる。限定10食という海鮮丼を、限定という文字に弱いので頼んでみる。これがエビカニ、フライまでついたなかなか豪華な丼であった。これで1000円とは安い。自転車でここまで来なければ食べられなかった。
紫波から北上まで戻る。展勝地にも行ってみて、さくら祭りは今日からということになっているのだが、やはり桜はまだ咲いていなかった。桜が大きな目的ではないので仕方がない。北上から新幹線に乗車。平日なのでサラリーマンの利用が多い。宇都宮からけっこう乗ってきた。