兵庫徳島の旅 3日目

今日は朝も早よから、JR牟岐線に乗って南に向かう。ひたすら乗って阿佐海岸鉄道の甲浦駅まで行く。最初は成人式からの朝帰りっぽい若者客が目立っていたが、基本的には南に向かうにつれてどんどん人が減っていき、阿佐海岸鉄道への乗換駅である海部駅の時点で乗客は2人だった。将来的には阿波海南からDMVになるという計画になっているが、阿波海南駅ではそういう気配はなかった。甲浦駅は目下工事中であった。駅舎は解体されて、暫定の駅舎がある状態であった。他の1人は室戸方面のバスに乗り換えるようだったが、自分はとんぼ返り。帰りも乗客は2人だった。
海部から日和佐まで進む。こちらはまあまあ乗客がいた。日和佐では昼食にうどんを食べて、薬王寺に参拝する。薬王寺はかなりの人がいた。その近くの道の駅もだいぶ人がいた。人はいるところにはいるものである。
その道の駅から大阪行きの高速バスが出ているが、この路線の甲浦から阿南までの区間は乗降が可能、というルールになっている。牟岐線の運転本数が少なくなったことによる措置らしい。そういうわけで、日和佐から阿南までバスに乗って移動する。若干遅れてバスが到着。バスはそれほど客がいなかったが、座席表の埋まり具合をちらっと見ると、最終的には満席くらいの客が乗るようである。いちばん前の座席を指定されて、そこに座る。日和佐からは一部日和佐道路という高規格道路を通るが、基本的には一般道しかない場所なので、そこを通る。最終的には2、3分遅れで阿南駅に到着。徳島行きのJRとの接続時間は6分なのでけっこう微妙である。ただ、阿南以北は30分に1本走っているので、最悪30分待てば列車に乗れる。自分は今回は阿南の街を歩いてから徳島に向かう予定だったので、遅れは気にしなかった。阿南の時点でも乗客は少なかったので、以北の区間の乗客が多いのが常なので、このような措置が導入されたのであろう。
徳島に戻って、駅の地下で軽く飲んで、徳島空港行きのバスに乗る。けっこう乗客はいたが、2席使って問題ない状態であった。飛行機は10分遅れ、当たり前のように満席。遅れた分、志木行きのバスには乗れず、和光市行きのバスに乗って東上線乗り継ぎで帰宅。